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ブランド腕時計のおすすめメーカーの一覧と特徴について解説します

一生モノの腕時計は、誰しも人生に一度は持っておきたいもの。

ロレックスやオーデマピゲ、パテックフィリップなど誰もが知る一流ブランドはもちろん、オメガやタグ・ホイヤーなど身近なブランドまで、幅広い時計ブランドがあります。

そんな複数あるブランド時計の中で、「どの時計ブランドを選べばよいのかわからない」という疑問をお持ちの方も多いかと思います。

ということで今回は、10の有名時計ブランドの特徴について解説したいと思います。

また、ブランドの特徴だけではなく、他社にはない強み、反対に劣っている点も解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。

【有名ブランド10選】腕時計メーカーの特徴と強み、弱みについて

数ある腕時計メーカーのなかでも、とくに有名な高級時計ブランド10の特徴と強み、弱みについて解説します。

チューダーとは

チューダーはロレックスの兄弟ブランドとして1930年代に誕生しました。

レンジャーやクロノタイムといったモデルが有名です。

2018年には日本に本格上陸し、これまで「チュードル」と呼ばれてきた名前も「チューダー」へと改名しました。

ブランドの特徴について

チューダーの一番の特徴は、ロレックスの兄弟ブランドである点です。

もともとは、ロレックスを広めるための廉価ブランドとして登場しましたが、独自の進化を遂げ、長年にわたり人気を集めてきました。

とくに1969年に登場したサブマリーナのペンシル形の分針は、通称「イカ針」としてチューダーの象徴となっています。

 

また、1970年代にロゴ部分に配置された「デカバラ」は、ロレックスと同じくアンティーク時計として人気の高い時計です。

他社にない強み

チューダーの一番の強みは、コストパフォーマンスに優れていることです。

高精度で堅牢性に優れたロレックスのパーツを多数共用していて、ロレックスとそっくりな「サブマリーナ」や「レンジャー」などのモデルも存在します。

ロレックスは絶大な人気がある分、価格が高く手が出ないという方も多くいます。しかしチューダーは、ロレックスと同じパーツを共通して使っているにも関わらず、手の届きやすい価格帯である点は大きな魅力と言えます。

他社に劣る点

チューダーが他社に劣る点は、低単価版ロレックスと言う印象がついてしまっている点です。

チューダーは、もともと高額のロレックスの時計を一般層に受け入れてもらうため、廉価版として登場しました。

現在では独自の進化を遂げ独自ブランドとしての魅力は十分ありますが、残念ながら「ロレックスを買えない人が持つブランド」というイメージを持つ人も少なくありません。

とくに時計にあまり詳しくない人は、そういった印象を強く持っていることが多いです。

パネライとは

パネライの正式名称は「オフィチーネ・パネライ」で、1860年にイタリアで創業しました。

モデルが多数ある他の時計ブランドと違い、パネライの基本モデルはラジオミールとルミノールの2つだけです。

ブランドの特徴

パネライの一番の特徴は、時計のケースが大きくて分厚い時計、通称「デカ厚」なケースデザインです。

パネライが登場した1990年代には、メンズ時計でも大型のケースサイズが珍しいものでした。視認性と堅牢性が必要だった軍用時計としての登場でしたが、パネライの登場をきっかけに、時計業界はデカ厚時計ブームが巻き起こります。

パネライはその先駆者として現在でも熱烈な支持を集めています。

他社にない強み

パネライの強みは「イタリア海軍の特殊部隊の時計を製作した」という魅力的なストーリーがある点です。

イタリア海軍の特殊部隊「ブラックシール」は、水深10mの暗闇に耐えられる視認性の高い時計を探していました。

パネライは当時、夜光塗料の技術力が優れていたことやイタリア海軍との協力関係があったこともあり時計製作を依頼されました。

機能面やデザイン性はもちろん、このような軍用時計として認められたストーリー性で現在でも多くのファンの心をつかんでいます。

他社に劣る点

パネライが他社に劣る点は、ケースサイズが大きいため着用の際に邪魔になる可能性がある点です。

パネライの取り扱いのサイズは一番小さいものでも40mmです。そのため、腕の細い方やメンズ時計が好きな女性が着用すると、バランスが悪くなってしまいます。

オーデマ ピゲー

オーデマピゲは、パテックフィリップ、ヴァシュロン・コンスタンタンと並ぶ、世界三大腕時計ブランドとして知られている高級時計ブランドです。

ロイヤルオークやミレネリー、ジュールオーデマなどのモデルで知られています。創業から130年以上経っており、現在でも創業者一族によって経営されている珍しいブランドです。

ブランドの特徴

オーデマピゲの特徴は、時計作りの圧倒的な技術力です。

1946年に発表の世界最薄の手巻き時計や、1978年の自動巻きパーペチュアルカレンダー、1986年には世界三大複雑機構といわれるトゥールビヨン搭載の自動巻時計など、時計の技術を塗り替える開発を多数しています。

他社にない強み

オーデマピゲの強みはブランド力が強い点です。

世界三大腕時計ブランドとして知られているのはもちろん、世界のセレブや経営者など、一流の人物たちの愛用時計として広く知られています。

また「雲上時計」と呼ばれているようにオーデマピゲの定価は200万円を超えるため、まさに「成功者の時計」の代名詞と呼べるブランドです。

他社に劣る点

オーデマピゲが他社に劣る点は、価格が高騰しすぎている点です。

ロイヤルオークをはじめとする、一部のスポーツモデルは世界の経済状況の不安定さから、これまでにない価格高騰を遂げています。

資産として価値が高まるのは良いことですが、普通に時計として楽しみたいと思っている方からすれば、あまりに高額で手が出せない状況です。

パテック フィリップ

パテックフィリップは、世界三大腕時計ブランドとして知られており、カラトラバ、ノーチラス、アクアノートなどのモデルで知られています。

1839年に創立しこれまで100以上の特許技術を取得してきました。時計ブランドのなかでも優れた技術力を持つブランドとして確固たる地位を保持しています。

ブランドの特徴

パテックフィリップの特徴は、完成度の高いデザインです。

現行モデルで200を超える数がありますが、その多くがシンプルでクラシカルなデザインです。

ひと目でわかる派手さはありませんが、素材や機械作りにこだわった気品のある美しさをまとっています。

他社にない強み

パテックフィリップの強みは、高級時計ブランドとしての誇りを高く持っている点です。

それはパテックフィリップ・シールと呼ばれる永続保証を意味する刻印にあらわれています。

他の多くの時計ブランドはモデルの生産が終了すると、修理対応ができなくなりますがパテックフィリップは永続的にアフターケアをすると保証しています。

「時計は一生もの」というコンセプトを貫いている点は、大きな強みと言えるでしょう。

他社に劣る点

パテックフィリップが他社に劣る点は、デザインが地味に感じる点です。

パテックフィリップの時計はシンプルでクラシカルなデザインで、ムーブメントの仕上げや文字盤の針や数字部分など細部までこだわって作られています。

しかし、時計に詳しくない人からすれば「なぜこんなにシンプルな時計が400万円もするの?」と感じてしまうでしょう。

セイコー

セイコーは1881年に創業した、日本の時計ブランドです。

プロスペックス、アストロンなどのモデルが有名です。またセイコーの最高級時計グランドセイコーは、2017年に一つのブランドとして独立し国際ブランドとして、さらに世界への認知を高めています。

ブランドの特徴

セイコーの特徴は、時計業界の歴史を塗り替える数多くの開発をしてきた点です。

そのなかでも1969年の世界初のクォーツ時計「アストロン」の開発は、当時機械式時計が主流だった時計業界の常識を塗り替える革命的な出来事として知られています。

他社にない強み

セイコーの強みは日本の時計ブランドでありながら、時計作りの本場であるスイスに引けを取らない技術力にあります。

セイコーは時計のケースや部品の製造、組み立てまでをすべて自社で行う完全なマニュファクチュールです。

時計ブランドであれば当然かと思われるかもしれませんが、数ある時計ブランドで完全なマニュファクチュールは、セイコーだけだと言われています。

他社に劣る点

セイコーが他社に劣る点は、ステータスとしてのブランド化ができていない点です。

セイコーの時計はスイスの時計ブランドに引けを取らない技術力を持っていますが、スイスの高級時計ブランドのような「持つことがステータス」となるようなブランド力は、弱いと言えます。

どちらかと言うと大衆向けのイメージが強くせっかくの高い技術力も、過小評価されています。

ブライトリング

ブライトリングは、1884年に創業した時計ブランドです。クロノグラフ機能の開発で有名で、クロノマットやヘリテージ、ナビタイマーなどのモデルで知られています。

ブランドの特徴

ブライトリングの特徴は、力強いフォルムと無骨なデザインです。

パイロットをはじめとする極限の状態に耐えるための堅牢なケース、そして視認性や操作性を重視したデザインをしています。

実用性にこだわってつくられているため通常の時計よりもケースの厚みがあり、男らしいデザインに仕上がっています。

他社にない強み

ブランドの強みは「計器としての時計」として認知されている点です。

クロノグラフとストップウォッチの開発で数多くの賞を受賞し、現在のクロノグラフ時計の原型へと繋がりました。

現在でもクロノグラフを中心とした技術の開発を続けており、時計マニアから熱烈な支持を集めています。

他社に劣る点

ブライトリングの劣る点は、デザインが無骨なため着用する人を選ぶことです。

パイロットやダイバーといったプロフェッショナル向けに作られた時計は、どうしても「ゴツい」イメージが強く、女性や細身の方はバランスが悪く見えてしまいます。

また、デザインによってはフォーマルシーンの着用も難しいと言えます。

アイ・ダブリュー・シー

IWC(アイ・ダブリュー・シー)は、1868年に創業したスイス・シャフハウゼンに拠点を置く時計ブランドです。ドイツの時計作りの特徴である質実剛健な時計作りに定評があります。

ポルトギーゼやインヂュニア、アクアタイマーなどのモデルが有名です。

ブランドの特徴

IWC(アイ・ダブリュー・シー)は、ドイツ語圏のスイス・シャフハウゼンに拠点を置く時計ブランドです。

そのためスイスに拠点を置く多くの時計ブランドとは異なり、より理論的で機能性を重視したドイツ寄りの時計作りをしています。

派手な装飾よりも視認性や操作性を重視し、無駄のない洗練されたデザインが特徴です。

他社にない強み

IWC(アイ・ダブリュー・シー)の強みは、着用する人を選ばない点です。

IWCの時計は、華美な装飾を施さずシンプルで控えめなデザインです。そのため男性はもちろん、女性でも着けやすいデザインで着用シーンも選びません。

多くの時計ブランドがメンズ時計を中心に展開しているなかで、ユニセックスなデザインのブランドは貴重と言えるでしょう。

他社に劣る点

IWC(アイ・ダブリュー・シー)の劣る点は、知名度が低いことです。

シンプルで洗練されたデザインの時計で、時計愛好家からの人気は高いですが、一般の知名度は高いとは言えません。

そのため、IWCを着用していても誰にも気づいてもらえないということもあります。

オメガ

オメガは、1848年に創立したスイスの時計ブランドです。

オリンピックの公式タイムキーパーや映画007のジェームズ・ボンドの時計であるシーマスター、そして月に降り立ったスピードマスターなどのモデルが広く知られています。

ブランドの特徴

オメガの特徴は、素材にこだわっている点です。

加工が難しいといわれているセラミックをケース素材として積極的に採用しています。さらにケースだけでなくムーブメントにもセラミックを使用しています。

セラミックは磁気の影響を受けない素材であり、磁気帯びしづらいという画期的なムーブメント開発として時計業界を驚かせました。

他社にない強み

オメガの強みは、各モデルの魅力的なストーリーが豊富にある点です。

もっとも有名なのは、1969年に人類初の月面着陸に携行され「ムーンウォッチ」として呼ばれるスピードマスターの逸話です。

NASAの厳しい基準に唯一クリアしたモデルと言われており、自動巻時計が多いなか、現在でも無重力空間でも使える手巻き式にこだわったラインナップを維持しています。

他社に劣る点

オメガの他社に劣る点は、高級感があまりないことです。

オメガは性能や機能面を重視した作りのため、見た目はシンプルです。ケースサイズもスッキリしているため無骨な男らしいデザインと言うには弱く、かといってエレガンスなデザインとも違います。

そのため高級感をあまり感じられず、物足りなさを感じ方もいるでしょう。

ロレックス

ロレックスは、1905年にロンドンで創業した時計ブランドです。

高級時計の代名詞として時計に関心の薄い一般層にも広く知られています。デイトナやサブマリーナ、GMTマスターなどスポーツモデルが特に人気です。

ブランドの特徴

ロレックスの特徴は、知名度が圧倒的に高い点にあります。

時計愛好家はもちろん、時計をまったく知らない人でもロレックスの名前を聞いたことがない人は、ほとんどいないでしょう。

映画やドラマでも、成功者の証として使われることも少なくありません。

他社にない強み

ロレックスの強みは、資産価値が高い点です。ロレックスは、日本はもちろん世界中で人気の高い時計ブランドひとつとなっています。

近年では、株式や不動産と同じように資産として時計を扱う、資産形の購入も増えています。そのためリセールバリューが高く、モデルを選んで買えば実質的なコストを抑えることも可能です。

他社に劣る点

ロレックスが他社に劣る点は知名度がありすぎる分、「成金」というイメージがついてしまっていることです。

ロレックスは、知名度はもちろん時計業界の歴史を変える発明をしているブランドですが、どうしても「高いだけの時計」という印象が一般的には強くあります。

そのため、ロレックスを着けているだけで「お金持ち」「ミーハー」という印象を持たれることもあります。

タグ・ホイヤー

タグ・ホイヤーは1860年に誕生した時計ブランドです。

クロノグラフやストップウォッチの開発を多く手掛け、1916年には世界初のスポーツ用ストップウォッチ、マイクログラフを開発しました。

スポーツ競技からインスピレーションを受けたモデル、カレラやモナコなどが有名です。

ブランドの特徴

タグ・ホイヤーの特徴はスポーツ競技、とくにF1やインディカ―レースとの関わりが深い点です。

1964年に登場した代表モデル、カレラはアメリカからメキシコ間を走る過酷なモーターレース「カレラ・バン・アメリカーナ・メキシコ」にインスピレーションを受けて開発されました。

登場以来、さまざまなバリエーションを発表し、現在でも人気のモデルです。優れた視認性と機能性から、レーサーたちからも絶大な支持を受けている腕時計です。

他社にない強み

タグ・ホイヤーの強みは、コストパフォーマンスが良い点です。

「手の届くラグジュアリー」をブランドコンセプトとしており、高級時計ブランドでありながら、10万円代からのラインナップを取り揃えています。

コストを抑えて量産する生産ラインを構築しており、品質を下げずに時計を製造することができます。

他社に劣る点

タグ・ホイヤーの他社に劣る点は、ブランド力が弱い点です。

日本でもロレックスやオメガと同じように知られているタグ・ホイヤーですが、それらのブランドと比べると、「低単価な時計」というイメージが強いです。

そのため、高級時計ブランドであることをアピールしたい人にとっては、あまり魅力的に見えないブランドと言えます。

まとめ

今回は、ブランド腕時計(10選)の特徴などについて解説してきました。

腕時計選びの際に知っておきたい知識は、まだまだあります。

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