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IWC(腕時計)のおすすめモデルや型番の選び方について解説します

IWCとは、「インターナショナル・ウォッチ・カンパニー」の略称で、質実剛健な姿勢で知られる、世界有数の時計メーカーの一つです。

高級時計界ではかなり認知度の高いブランドで、愛用者が世界中にいるメーカーで、1868年にアメリカ人時計技師「フロレンタイン・アリオスト・ジョーンズ」によって、スイスの地で創設しました。

 

共同創業者のスイス人マイスターを加えて、画期的な懐中時計の製造からスタートしています。

そして1936年には「パイロットウォッチ」、1939年には「ポルトギーゼ」といった腕時計を製造しました。

このモデルは、今でも愛されているコレクションとなっています。

そんな歴史を持って生まれたIWCについて、モデルや型番の選び方などについて解説していきます。

IWCの特徴について

IWCの特徴は、具体的に挙げると下記2つに集約されます。

  • シンプルなデザイン性
  • 便利な修理保証制度

それぞれ詳しく解説していきます。

シンプルなデザイン性

IWCは複雑な作りにも関わらず、デザインがシンプルです。

スイス時計の老舗ではダイヤモンドを組み込んだり、ダイヤルに変わったギヨシェを彫ったり、華美なデザインが施されています。

※ギヨシェとは、18世紀にアブラアム=ルイ・ブレゲが作った装飾や技法です。

 

こういった老舗メーカーに比べてIWCは、複雑な作りであっても控えめな装飾品となっています。

操作性や視認性に重きが置かれ、シンプルで洗練されたデザインです。

また幅広いモデルがあるにも関わらず、ユニセックスなデザインを採用しています。

着用者を選ばない見た目なのも、特徴の一つと言えるでしょう。

便利な修理保証制度

IWCは時計メーカーの中では珍しく、すべての時計を永久修理の対象としています。(創業年の1868年以降に発売されたものすべてが対象)

永久修理保証はどの時計メーカーを見ても、ごくわずかのメーカーしか対応していません。

なぜなら本来アンティーク時計の修理はパーツ仕入れが難しく、モデルや型番が古くなるほど修理のリスクが高くなるからです。

しかしIWCに関しては、紛失したパーツを再製造することを約束しています。

こういったコレクター思考になることで、自社ブランドの価値向上を大きくしているのがIWCです。

IWCの強み

IWCは、幅広い6つのコレクションを生み出しました。強みとなっている6つのコレクションは下記のとおりです。

  • ポルトギーゼ
  • パイロットウォッチ
  • インヂュニア
  • アクアタイマー
  • ダヴィンチ
  • ポートフィノ

もっとも歴史が古いのは、「ポルトギーゼ」と「パイロット」となっています。

大きなフェイスですが、ハードな外観を持ちません。そのため優雅な機能性を強調しているほうが「ポルトギーゼ」の特徴です。

 

「パイロットウォッチ」は視認性が優れており、クラシックなデザイン性が好まれています。発売当時から今日まで人気を集めているモデルです。

「インヂュニア」は自動巻ムーブメントをインナーケースに収めており、温度変化や衝撃といった耐久性に優れています。

1953年に発表された水中でも使える時計が「アクアタイマー」です。スーパーミノヴァが塗られており、海中でも見やすく実用性の高い時計となっています。

「ダヴィンチ」はシンプルな3針から、永久カレンダートゥールビヨンといった様々なスペックを持ち合わせている腕時計です。

時期によってモデルが違って見えることも、大きな魅力となっています。

そしてローマ数字と派手な飾り気を抑えた時計が「ポートフィノ」です。男女を問わず愛されており、スリムなリーフ針が変わった表情を出します。

6つのコレクション全てにおいて強い個性を放つのがIWCです。

IWCの定番なモデルの特徴とオススメな型番(品番)1選

各シリーズの良さを知っても、実際に「IWCといえば!」といった定番のモデルが気になる人も多いのではないでしょうか。

最初の時計選びを失敗したくない人も、たくさんいらっしゃることでしょう。

そこでIWCの定番なモデルの特徴と、オススメな型番(品番)を紹介していきます。

パイロット・ウォッチ・マークXVⅢの特徴とオススメな型番(品番)

パイロットウォッチは、他のモデルにさまざまな影響を与えたと言っても過言ではないほど、IWC代表的な時計の一つです。

1930年以前、当時のパイロットは激しい振動や気温、気圧の変化に強い時計を求めていました。

そこで磁気問題も含めたあらゆる問題を解決し、誕生したのがパイロットウォッチです。

 

直径が約46mmのケースを用いたビッグパイロットウォッチは、キャリバー51111が搭載されています。

世界中の時計と比べても大きな自動ムーブメントとして、呼び声が高いモデルです。

前進モデルとして、かつて「マーク11」というモデルが存在していました。このモデルは温度耐性、耐磁性、防水性に優れた時計です。

こういった伝統を守りつつ新しく発表したのが「マークXVⅢ」。

中でもおすすめな型番は、「IW327009」です。イタリアの人気高級ハンドメイド靴メーカーで使用されている高級革が魅力を注ぎます。

視認性も高く、急激な気圧変化にも対応している優れものです。

昔ながらのクラシカルでシンプルなデザインは、着用しやすい雰囲気を醸し出しています。

ポルトギーゼ・クロノグラフの特徴とオススメな型番(品番)

着用者を選ばない腕時計として、IWCの看板となっているのがポルトギーゼです。

複雑で変わった機構搭載モデルが主流になっているものの、ダイヤルは情報量を感じさせないタイトな仕上がりになっています。視認性の高さも評判で、非常に人気が高いです。

スリムな針とクセをなくしたアラビアンインデックスにより、絶妙なバランスを保っているのも理由の一つでしょう。

ポルトギーゼの文字盤レイアウトもこだわった作りとなっています。

メカニカルな印象になりそうなクロノグラフのダイヤルレイアウトを調節し、シャープにしたのも特徴的です。

 

またドレスウォッチとして愛用する方も多く、日常生活には欠かせないと世界中で話題となっています。

ポルトギーゼのおすすめ型番(品番)は、「IW371445」「IW371446」です。

旧型のポルトギーゼなので、現在生産は終了しています。しかしまだまだ流通はしているため、手に入りやすいでしょう。

どのシーンでも着用しやすいシンプルなデザインに加え、美しい文字盤、立体的に見える針が高級時計の雰囲気を表現しています。

型番が2種類ある理由は、青針と金針のタイプがあるからです。

インデックス・針が金色なのは金針、青色だと青針というのが「ツウな呼び方」になっています。

カジュアルファッションで楽しみたい場合は青針、落ち着いた雰囲気と高級感を演出したいときは金針を選ぶとより映えるでしょう。

アクアタイマー・オートマティックの特徴とオススメな型番(品番)

アクアタイマーは1960年代に発表されました。当時1953年の腕時計界では、水中で使える時計への関心が高まっていた中での発表です。

ダイビング時の時間管理は生死に関わるため、アクアタイマーは信頼性の高い時計として設計されました。結果、世界でも認められています。

 

文字盤には水中でも抜群な視認性を保てるよう、グリーンとブルー2色の蓄光塗料を使用。

本格的な防水機能も備わっており、実用性の高いモデルとなっています。

中でもアクアタイマー・オートマティックはラグが短いため、装着感も良好です。

ダイバーズウォッチに見えないシンプルなデザインも、大きな魅力となっています。

そしておすすめな型番は、「IW329001」です。アクアタイマーシリーズの中ではもっとも小さいサイズになっています。

 

文字盤の形や、クォータースケールがモチーフになっているのは初代の外観です。

視認性に優れたブラック文字盤や安心のセーフダイブシステムは、深い潜水に最も適していると言えるでしょう。

30気圧の防水性能も備わっており、耐久性抜群の一本です。

【メンズ向け】IWCの定番モデル3選

IWCの魅力を理解しても、実際自分に合ったモデルを厳選するのは困難です。

幅広いラインナップをIWCの魅力ではありますが、気に入るビジュアルのものがなければ、定番モデルを1本目として選んでみるのも良いと思います。

 

ちなみに、IWCはユニセックスが基調になっているため、男性に合う腕時計を選ぶ場合は、選択肢が多く、正直、どれを購入するかとくに迷ってしまうブランドだと思います。

そこでメンズ向けIWCの定番モデルをご紹介します。具体的には、以下の3選です。

  • ポルトギーゼ ヨットクラブ IW390502/IW390503
  • パイロットウォッチ マーク18 IW327015
  • ポートフィノ クロノグラフ IW391022/IW391009

それぞれの特徴を解説していきます。

ポルトギーゼ ヨットクラブ IW390502/IW390503

ポルトギーゼはビジネスシーンやパーティーのような、由緒ある場所に合うよう作られています。

しかしヨットクラブはスポーティーなイメージでありながら、ビジネスシーンでも活躍できる時計でしょう。

なぜならスポーティーな印象にエレガントさを加えることで、本来のベースであるポルトギーゼらしさも保たれているからです。

型番2種類の違いは、文字盤が白か黒かの違いとなっています。黒の文字盤も、より男らしさを演出してくれるカラーです。

夏場やアウトドアでも着用しやすく、オールマイティーに活躍してくれます。

パイロットウォッチ マーク18 IW327015

「パイロットウォッチ マーク18 IW327015」は、まさにパイロットウォッチの定番ともいえる一本です。

シンプルな外装とオーソドックスなタイプのため、長年人々に愛されています。

2018年にはマイナーチェンジされており、新ムーブメントが搭載。ETAからセリタ社ベースの汎用機を使ったことがきっかけで変更になりました。

しかし機能美は守られているので、新旧どちらもおすすめしたいモデルです。新品相場も50万円台からあるので、比較的リーズナブルな価格となっています。

まさにシンプルを極めたいメンズにはぴったりでしょう。

ポートフィノ クロノグラフ IW391022/IW391009

ポートフィノでもクロノグラフモデルがあり、絶大な人気を誇っています。ポルトギーゼとは違ったクラシックさや、上品さを兼ね備えている美しいモデルです。

カジュアルファッションに合わせても、スーツに合わせても違和感がありません。ワンランク上の男を演出します。

まさに1960年代イタリアスポーツカーのコックピットを感じさせる一本です。

型番2種類の違いは、針の色がゴールドかシルバーかの違いと、ベルトの違いです。

シルバーの型番はメッシュブレスレットが採用されているので、自身の好みで選ぶと良いでしょう。

【レディース向け】IWCの定番モデル3選

IWCはどちらかというとレディース向けモデルよりも、メンズ向けのモデルが多い印象です。ですが最近では、レディース間でも人気が上がっています。

数々の有名女優も愛用しており、IWCの時計は女性の魅力も引き出すメーカーです。

そこでレディース向けIWCの定番モデルをご紹介します。詳細は以下の3選です。

  • パイロットウォッチ オートマチック IW324001
  • ダヴィンチ オートマチック IW458308
  • ダヴィンチ オートマチック IW458310

では魅力的な女性定番モデルの特徴を紹介していきます。

パイロットウォッチ オートマチック IW324001

「パイロットウォッチ オートマチック IW324001」は、シンプルさを追及した3針モデルです。

ブラックダイヤルとホワイトインデックスが優れた視認性を保ちます。

インナーケースは軟鉄製になっており、ムーブメントを包み込む仕様です。そのため高い耐磁性を実現した、代表的なパイロットウォッチと言えるでしょう。

すっきりとしたデザインはユニセックスとして使えるので、女性でも問題なくファッションに合わせられます。

ダヴィンチ オートマチック IW458308

「ダヴィンチ オートマチック IW458308」は、ホワイトダイヤルとブルーのアラビア数字により、上品なイメージに仕上げられたモデルです。

組み込まれたダイヤモンドによって、気品の高いドレスウォッチに仕上げられています。

ベルトはレザーで、バタフライフォールディングスクラプが時計をしっかりとホールドする仕組みです。

ラグも手首に合わせて動くため、女性も快適に着用できます。

ダヴィンチ オートマチック IW458310

「ダヴィンチ オートマチック IW458310」は、18Kレッドゴールドを採用した女性の魅力を引き出す極上の腕時計です。ちりばめられたダイヤモンドは豪快さを演出しています。

青色の秒針が上品さにアクセントを加えており、気品に満ち溢れた最高のドレスウォッチです。

特別な日につける腕時計として、女性から絶大な人気を得られています。

IWCの型番(品番)の見方について

IWCの型番はわかりやすく「IW」から始まっています。IW以外の表記はなく、続いて表記されている番号が型番の特徴です。

モデルを一例で挙げると、

  • パイロットウォッチ オートマチック IW324001
  • ダヴィンチ オートマチック IW458308
  • ダヴィンチ オートマチック IW458310

といった表記がされています。

「IW」の後に数字が組み合わさって、モデルの特定がされている表記方法です。

しかしIWCのカタログにはIWから始まる型番のほかに、「REFERENCE」という表記と4桁番号の表記があります。

ここで理解してもらいたいのは、「REFERENCE」という表記と4桁番号が組み合わさったものはシリーズの名前だという部分です。

例えば「パイロットウォッチ オートマチック IW324001」の場合だと、「REFERENCE 3240」がパイロットウォッチのシリーズ番号になります。

「4桁数字のあとに、2桁数字が追加されたものが型番」と認識するのが良いでしょう。

まとめ

今回は、世界中の多くの人々から愛されたメーカー、IWCについてモデルや型番の選び方、型番の見方などについて解説してきました。

腕時計については、まだまだ知っておきたいことがたくさあります。

ぜひ、その他の関連記事も読んで参考にされてみてください。