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2023.08.30
目次
オメガを代表するモデルであるシーマスターは、ダイバーズウォッチの代名詞とも言われています。
ロレックスのサブマリーナと比較されることの多いシーマスターには、たくさんの高防水機能を持ったダイバーズウォッチが存在します。
しかし、数あるモデルの中から「どの時計を選べば良いのかわからない」と感じている方も多くいるかと思います。
そこでこの記事では、オメガシーマスターのなかでオススメのダイバーズウォッチを紹介します。
モデルの特徴や型番もあわせて紹介しますので、これからオメガのダイバーズウォッチを買おうと考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
オメガのダイバーズウォッチの特徴とこだわりを紹介します。
オメガ ダイバーズウォッチの特徴は、ダイバーズウォッチに必要な高度な機能を有しているだけでなく、豊富なコレクションを有している点です。
ダイバーズウォッチは、JIS(日本工業規格)やISO(国際標準化機構)によって厳格に定められています。
プロのダイバーが使用する時計のため、防水性はもちろん、耐塩性や耐磁性など数多くの項目ごとに厳しいテストを乗り越えた時計しかダイバーズウォッチと認められません。
オメガのダイバーズウォッチは「シーマスターダイバー300M」「シーマスタープラネットオーシャン」「シーマスタープロプロフ」の4コレクションで展開しています。
ロレックスのダイバーズウォッチが「サブマリーナ」と「シードゥエラー」「ディープシー」の3つで展開していますが、各モデルにはそれほどバリエーションがありません。
日付表示のないサブマリーナとグリーンサブマリーナなど、少しの機能とカラーバリエーションに差はありますが、基本的なデザインは同じです。
一方オメガのダイバーズウォッチは、上記の4つコレクションを軸に、2022年現在100以上のバリエーションを展開しています。
初めてダイバーズウォッチを購入する人に向けたエントリーモデルからプロフェッショナル仕様、日常使いしやすいモデルまで、幅広いコレクションの中から最適なものを選ぶことができます。
さらに映画「007」シリーズで、主人公のジェームズ・ボンドが愛用している時計として映画でも使用されてことで、スーツや私服にも合わせられる時計として人気が高まりました。
オメガ ダイバーズウォッチのこだわりは、最先端の技術を盛り込んだムーブメントにあります。
とくに最新モデルに搭載されているコーアクシャルキャリバーは、一般的なムーブメントよりもメンテナンスの必要が少なくすみます。通常の脱進機に比べて部品の摩耗が少なく、壊れにくく注油もほとんど必要ありません。
そのため、一般的なムーブメントは3~5年に1度オーバーホールをする必要がありますが、コーアクシャル搭載機では、8~10年に1度のオーバーホールで問題ないと言われています。
またオメガは、マスタークロノメーターというスイス連邦計量・認定局との共同開発によるテストを制定しました。
これは、スイスクロノメーター検定協会(C.O.S.C)の認定を受けたムーブメントかつ、さらに8つの厳格なテストに合格したムーブメントのみが受けられる認定です。
スイスクロノメーター検定協会のテストも、厳しい規定が設けられていますがさらにこれに加えて、厳格なテストを8つもクリアしなければいけません。
このテストは主に耐磁性と高精度を測るものが多いため、マスタークロノメーター認定されたムーブメントはとくに優れた耐磁性と高精度を持っています。
オメガの最新のダイバーズウォッチでは、コーアクシャル機構を持ち、マスタークロノメーター認定を受けた「コーアクシャルマスタークロノメーター」ムーブメントを搭載しています。
オメガのなかでオススメのダイバーズウォッチを5つ紹介します。
2014年に初期のシーマスターモデル復刻版としてリリースされた時計です。
特徴は、1957年にスピードマスター、レイルマスターとともに登場したシーマスターのデザインをベースにしている点です。
黒いベゼルに黒いダイアル、そしてそれに合わせた太めの針など、ヴィンテージ感溢れるデザインに仕上がっています。
デザインはヴィンテージですが、ムーブメントは最新のキャリバー8400を搭載しています。
15,000ガウス以上の耐磁性と、シリコン製のヒゲゼンマイ、並列に配置された2つの香箱、パワーリザーブ約60時間など、実用に富んだ機能を盛り込んでいます。
2021年に後継機が登場したことにより、廃番となっていますが現在でも高い人気を誇っています。
シンプルなデザインと実用的な機能を搭載したこのモデルは、スーツスタイルやビジネスの場で活躍してくれるでしょう。
「233.30.41.21.01.001」と同じシーマスター300シリーズですが、コンセプトが大きく異なるため、デザインもまったく違うものになっています。
前者が1957年の初期モデルの復刻でしたが、こちらは1993年に誕生したシーマスター300のデザインを受け継ぐ本格ダイバーズウォッチコレクションです。
誕生25周年にあたる2018年に大幅なモデルチェンジが行われ、よりデザイン性が高くなりました。
プロのダイバーズ仕様のため「233.30.41.21.01.001」と比べると無骨な雰囲気があります。このモデルは、文字盤が黒以外にも青(210.30.42.20.03.001)と白(210.30.42.20.04.001)がありそれぞれまた違う雰囲気を醸し出しています。
ムーブメントもコーアクシャルマスタークロノメーターを搭載しているため、高精度かつ耐磁性に優れています。
防水性も300mとダイバーズウォッチとして申し分のない防水性能を搭載しています。
おしゃれなデザインと高スペックな機能を搭載しているため、カジュアルファッションやアクティビティに活躍してくれる時計です。
シーマスターアクアテラは、150m防水性能を搭載したモデルで、シーマスター300よりも一回り小さいサイズが多いコレクションです。
高防水機能を備えながら、スッキリとした印象で日常使いしやすいのが特徴です。
この型番はケースサイズ39mmと日本人の腕にちょうどいいサイズで、スポーティながらもエレガンスな雰囲気をまとっているため、オンオフ問わずに使用できます。
縦縞模様のダイアルは、ヨットデッキをイメージしており、洗練されたデザインとダイバーズウォッチとしての機能をうまく融合しています。
ムーブメントはコーアクシャルマスタークロノメーターのキャリバー8500を搭載。
約60時間のパワーリザーブに15,000ガウスの耐磁性と実用に優れています。スーツスタイルに合わせたい方、上品なデザインのダイバーズウォッチを求める方にオススメです。
2005年に誕生したプラネットオーシャンは、600mの防水性能を備えるプロフェッショナル仕様のダイバーズウォッチです。
デザインはシーマスター300と共通する部分が多いですが、こちらのほうがハイエンドでがっしりとした印象があります。
オレンジのベゼルとラバーベルトがアクセントになったデザインで、よりスポーティな印象が強いモデルです。
新型ムーブメントキャリバー8900を搭載しており、15,000ガウスの耐磁性能と約60時間のパワーリザーブを実現しています。ダイビングといった本格的なアクアスポーツや、水仕事をする方にオススメです。
映画「007」でジェームズ・ボンドが愛用している時計として登場するシーマスターとのコラボレーションモデルです。
このモデルは、1969年に公開された「女王陛下の007」の上映50周年を記念して作られ、世界7007本限定で販売されました。
ダイアルには、ジェームズ・ボンドの愛用する銃の9mmの直径と同じガンバレルのデザインがエングレーヴィングされています。
またカレンダーの「7」が007のフォントになっている点や、12時位置のインデックスにはボンド家の紋章が入る点など、細部にわたって特別仕様が施されています。
コラボレーションモデルながらも、見た目はシンプルで悪目立ちしないデザインのため、オンオフ問わずに着用できます。人とは違うダイバーズウォッチを求める方にオススメです。
オメガのダイバーズウォッチは、優れた防水性能と高スペックを誇っていますが、それでも使用する環境や用途によっては、防水機能が果たされないこともあります。
防水性能の表記はあくまでもゆっくりと時計をその深さに沈めたときに耐えられるものとなっています。その水深で動かすと表記の水深よりも強い水圧がかかり、時計が耐えられなくなってしまいます。
理論上は、100mの防水性能では100mの水深でも耐えられますが、実際に100mで使用するのは難しいため300m防水や600m防水が必要になります。
水圧を考慮すると、100m防水は浅瀬での遊泳などに限られます。酸素ボンベを使ったダイビングを行うのであれば、300m防水以上の時計を選択するようにしましょう。
今回はオメガのおすすめダイバーズウォッチについての解説や、オメガのオススメモデルの特徴などを中心に解説してきました。
高級腕時計については、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。
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