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エルメスのバーキンが高い理由とは?価値や市場動向を詳しく解説

2025.05.09

「エルメスのバーキンは、なぜこんなに高いんだろう?」

世界中のファッション愛好家やセレブの間で絶大な人気を誇るエルメス。

なかでもバーキンは特別な存在で価格も年々上昇傾向にありますが、なぜそんなに高価なのかわからない人もいるでしょう。

  • バーキンが高い理由は?
  • どのようなところに価値があるの?
  • バーキンの需要や市場動向はどうなっている?

など、バーキンについて知りたいことも多いはず。

そういうわけで今回は、「エルメスのバーキンが高い理由」を中心にお話していきます。

バーキンの歴史や市場動向についても触れるので、ぜひ参考にしてみてください!

バーキンの歴史と魅力

バーキンは1980年代に誕生以来、世界を魅了し続けています。

ここではその誕生秘話と数々の魅力についてご紹介していくので、以下よりさっそく見ていきましょう。

バーキンの誕生秘話

1980年代初頭、当時エルメスの社長だったジャン=ルイ・デュマとイギリスの女優ジェーン・バーキンが、エールフランス航空の機内で偶然隣り合わせになりました。

その時、ジェーン・バーキンが持っていたバッグの中身がこぼれ落ちてしまうハプニングがあったんですね。

その様子を見たジャン=ルイ・デュマと、ジェーン・バーキンとの会話がきっかけでエルメスのバーキンは誕生しました。

デュマがエルメスの社長であると知った彼女が、「『ケリー』より大きくスーツケースより小さいハンドバッグを作ってみては?」と提案。

デュマがそれに応えて作ったバッグが、彼女の名前を冠する『バーキン』になったんです。

当時子育て中だったジェーン・バーキンにとって、収納力があり哺乳瓶を入れるためのスペースも考慮したデザインは大変使い勝手のいいものでした。

この誕生の背景からも、バーキンが女性の声を反映し、実用性とファッション性を兼ね備えた逸品であることがよくわかります。

バーキンの魅力

たくさんあるバーキンの魅力のなかでも、特に以下の3つが挙げられます。

  • 実用性
  • デザイン性
  • ステータス

実用性においては、しっかりした作りでA4サイズの書類も収納できる広さが十分にあり、現代のビジネスシーンにも不自由なく対応可能です。

デザイン性では、なんといってもシンプルながら気品の漂うフォルムが人々を魅了します。

どんなファッションにも調和するデザインで、使用するシーンを選びません。

そしてバーキンは、持っているだけでステータスになるほど存在自体に大きな価値があります。

バーキンを持っていると周囲から一目置かれる人になれるため、特別なバッグであることは間違いありません。

以上のように、「実用性」「デザイン性」「ステータス」を兼ね備えたバッグであることが、バーキンの大きな魅力だといえるでしょう。

エルメスのバーキンが高価な5つの理由

エルメスのバーキンが高価な理由は以下とおりです。

  • 卓越した技術を持つ職人の手作業
  • 高品質な素材を選定
  • ブランドの歴史と影響力
  • 希少性が高く入手困難
  • アフターサービスの充実

いずれも高価に値する納得の理由なので、以下から詳しく見ていきましょう。

卓越した技術を持つ職人が手作業で作っているから

バーキンは、一人の職人が一貫してひとつのバッグを仕上げるのが原則です。

素材の選定からカット、縫製、仕上げまでの工程一つひとつを丁寧に行うため、バッグの完成までに通常18時間以上かかります。

職人は5年以上の訓練を受けた後にこのバッグを作る許可が下りることから、非常に高い技術が求められるんですね。

妥協は一切なく、たとえば縫い目は「サドルステッチ」という特別な技法で縫われ、頑丈で溶けにくいのが特徴となっています。

このように卓越した技術を持つ職人による完璧な手仕事が、エルメスの品質と品位を支えているのだといえるでしょう。

以上のことが、バーキンが高価である理由のひとつになっています。

高品質な素材を選定しているから

エルメスのバーキンが高価な理由に、「高品質な素材の選定」が挙げられます。

世界トップクラスのタンナー(皮革製造業者)から仕入れた、最高級のレザーを使用しているんですね。

ちなみに、フランスには全世界的に優れたタンナーとして知られる「デュプイ社」や「アノネイ社」があります。

それらのタンナーが扱う革のなかでも、ほんの数パーセントしかない最高峰の革だけがバーキンに用いられるんです。

革の種類や品質に関しても知識が豊富な職人が選ぶため、間違いがありません。

このように、バーキンには世界中で最も高品質な革が素材として使われているため、価格も高価になるんです。

ブランドの歴史と影響力があるから

エルメスは1837年に、フランスの王侯貴族向け高級馬具工房として創業しました。

馬具が衰退することを見据えたエルメスは皮革製品に舵取りをし、現在に至ります。

高級馬具の製造から脈々と受け継がれた技術で、創業以来、常に職人技術と高品質を追求してきた歴史あるブランドです。

このようにエルメスは歴史に裏付けられたブランドであり、バーキンはその集大成とも言えます。

持つだけでステータスを保つ影響力のある稀有な存在だから、エルメスのバーキンは高価なんです。

希少性が高く入手困難だから

エルメスのバーキンは流通量が少ないため、希少性が高く入手は非常に困難です。

これが、バーキンの価格を引き上げる原因となっています。

正規店でも、バーキンが入荷するタイミングは半年に1回程度と言われているんですね。

そもそも世界でも数少ないトップクラスの革を使い、卓越した技術を持つ職人が一つひとつ手作業で生産しているため、市場に出る数そのものに限度があるんです。

元々の流通量が少ないうえに、昨今では高級ブランドの資産性の向上に伴って需要も高まり、ますます入手困難になってきています。

このように、正規店での購入が難しいことに加え、中古市場でも流通量が少ないためバーキンは高値を維持しているんです。

アフターサービスが充実しているから

エルメスでは、バーキンを含め購入した商品に対するアフターサービスも充実しています。

購入後のバッグに対して、ステッチの補修やファスナーの交換など、専門の職人による修理が可能です。

このようなサービスがあることでバッグの長期間の使用が保証されており、これがバーキンの価値を高めています。

さらにリペアの他にも、磨きやクリーニングなどのサービスも充実しているんですね。

ちなみに大阪には「エルメスアフターセールスカウンター」といって、エルメス製品のリペアやケアサービスに特化した店舗もあるほど。

このように、エルメスは商品を長く大切に使えるサービスが充実しています。

それらが価格に反映されていることも、エルメスのバーキンが高い理由のひとつです。

世界的なバーキンの需要と市場動向

バーキンは世界的に価値が高いものとして認知されていますが、実際の需要や市場動向はどのようになっているのでしょうか。

  • コロナ禍がもたらした影響
  • 新興国での高級志向の高まり
  • 投資目的としての需要の増加

ここでは上記の3つについて、詳しくお伝えしていきます。

コロナ禍がもたらした影響

2020年からのコロナ禍の影響で、当時は世界中の経済活動がストップしていました。

エルメスも例にもれず影響を受け、生産施設が一時的に閉鎖されるなどしてバーキンの生産量が減ったんですね。

この生産の停滞が需要と供給のバランスを崩し、バーキンの希少性を高める要因となりました。

また職人も休業を余儀なくされ、これがさらなる供給不足を引き起こし品薄状態が加速していきます。

そしてコロナ禍により海外旅行が制限される中、富裕層の消費行動がブランド品の購入へとシフト。

とくにバーキンのような高級バッグへの需要が高まり、これが価格上昇に影響しました。

このようにもともと数が少なかったバーキンが、コロナがきっかけでその価値をさらに引き上げたんです。

新興国での高級品志向

中国や中東、東南アジアの経済発展とともに、バーキンの需要も急速に拡大傾向にあります。

元から先進国の間だけでも希少価値の高いバーキンが、新興国でも求められるようになったことからさらに入手しづらくなりました。

新興国の富裕層の間で高級ブランドの消費が積極的に行われ、人気がますます高まっているんですね。

エルメスとしても、新興市場への進出を重要な戦略として位置づけており、これにより成長を続けています。

新興国での高級品志向の高まりは、エルメスのビジネスモデルにとってもプラスなんです。

とくにステータスシンボルとして見られるハイブランド品の需要は世界中で高いため、必然的にバーキンの値段を押し上げる要因となっています。

投資目的としての需要の増加

バーキンはファッションアイテムでありながら、ここ数年では「資産」としての側面からも需要が増加しています。

中古市場での価格は月単位で変動するものの、希少価値が高いバーキンは比較的一定の価格を保つことが多いんですね。

そのためバーキンを、使う目的ではなく投資対象として購入する人が増えています。

とくにエキゾチックレザーを使用したモデルは、通常の素材のものよりも高額で取引されることが多く、投資対象としての魅力が増しているといえるでしょう。

近年ではSNSの普及によりブランド認知度が向上し、バーキンの価値が認識される機会も増えました。

これによりバーキンは、「資産」としての需要が高まっています。

バーキンを賢く手に入れるためのポイント

バーキンは価格が高く希少性が高いとはいえ、手に入れることは可能です。

ここではバーキンを賢く手に入れるためのポイントについて、詳しくお伝えしていきます。

正規店では最適な購入のタイミングを知る

まずは、正規店での最適な購入タイミングについて知っておきましょう。

エルメスのバーキンは、正規店の店頭に在庫が置いてあることはほとんどありません。

そのため購入する場合は、スタッフからの案内がきっかけとなります。

入荷頻度は非常に低いですが、運良くバーキンが入荷したタイミングで店舗スタッフに購入の意志を伝えてみてください。

ちなみにバーキンを購入する際、「30分ルール」という非公式なルールが存在します。

これは、店舗に入ってから30分以内に購入の意思を示すことが求められるというものです。

入店してすぐに買う意志を示さなければ、次の顧客へと購入権利が移動してしまうため、迷っている時間はないと思っておきましょう。

またエルメスは、常連客を優先させる傾向にあります。

そのためバーキンを手に入れるためには、エルメスで他のアイテムを買って購入履歴を積み重ねることが求められます。

そうしてお店との信頼関係を築くことも必要だと覚えておいてください。

店舗での混雑が予想される時期やイベント開催時には、店舗に入るための予約が必要になる場合もあるので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。

中古市場をチェックする

次に、エルメスのバーキンを購入したい場合は中古市場もチェックしましょう。

バーキンは中古市場でも価値を保っていて、常に高値で取引されているんですね。

正規店では取り扱いのない、製造中止になったモデルが偶然見つかることも。

そのため、中古品販売店もぜひ調べてみてください。

なお中古のバーキンを検討する際は、信頼できる店舗を選ぶことが最重要となってきます。

販売実績があることや、しっかりとした鑑定を行っている店舗を選びましょう。

さらにあらかじめ自分でもリセール市場の価格を調査し、モデルや商品の状態を確認しておくと購入判断をしやすくなります。

もし投資目的での購入を考えている場合、傷や汚れがあると価値が下がってしまうため、店舗にある商品の状態は必ず確認してください。

オンライン上で商品の確認ができるところも多いですが、可能であれば店舗に足を運んで実物を見てみることをおすすめします。

以上のように、購入を検討する際は信頼できる店舗かどうかや、商品の状態をしっかりと確認することから始めましょう。

まとめ

今回は、エルメスのバーキンはなぜ高いのか、その価値や市場動向についてお伝えしてきました。

なぜ高いのかを深堀りしていくにつれ、歴史あるエルメスのバーキンの魅力がその価格に反映されていることがよくわかってきます。

希少価値が高く流通量の少ないバーキンを手に入れられる機会は限られていますが、中古市場であればまだ出会えるチャンスは残っています。

正規店での入荷のタイミングをうかがいながら、同時に信頼できる中古品販売店もチェックしてみることをおすすめします。

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