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2025.06.24
目次
世界最古のレザーブランドの「Delvaux(デルヴォー)」。
上品な雰囲気にあこがれがあっても、自分に合うアイテムはどれなのか迷っている人は多いものです。
これらのことを知り、デルヴォーのアイテムを選ぶ際の判断材料にしたいところでしょう。
そこで今回は、デルヴォーの年齢層や魅力を中心にお話していきます。
デルヴォーのアイテムを使ったオシャレなコーディネート術についてもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
デルヴォーは、もともと40代以上の大人の女性から高い支持を得ているブランドですが、近年では20〜30代の若い世代にも人気が広がっています。
とくに、シンプルで洗練されたデザインのバッグは、若い世代のファッションにも自然にマッチし、結果として幅広い年齢層に受け入れられているんです。
エレガントさと実用性を兼ね備えたデルヴォーのバッグは、年齢を問わず多くの人に愛され続けています。
大人の女性にとっては、「一生もの」として長く愛用できる価値あるアイテムだといえるでしょう。
デルヴォーのターゲット層は、時代とともに変化しています。
創業当初からの主な顧客層である40代以上の女性に加え、近年ではファッション感度の高い若い世代にも支持を広げてきているんですね。
というのも、カジュアルなスタイルにも合わせやすいミニバッグや、明るいカラーを取り入れたアイテムを積極的に展開してきているから。
これらが若い世代から高い人気を集めているのが特徴です。
このように、デザインの多様性と高品質を兼ね備えたデルヴォーは、年齢を問わず多くの人々に愛されるブランドへと進化しているんです。
今後も、さまざまな世代に向けた新しいコレクションの登場に期待が集まっています。
デルヴォーの魅力は、以下に挙げる5つの点だといえます。
なぜ幅広い世代に支持されるのか、ぜひチェックしてみてください。
デルヴォーは1829年にブリュッセルで誕生したブランドで、2025年現在で200年以上の歴史を誇ります。
「世界最古の由緒あるレザーブランド」であることに魅力を感じている人は多いです。
そんなデルヴォーの歴史を下表にまとめました。
西暦 | トピックス |
1829年 | ブリュッセルにアトリエ1号店オープン |
1883年 | 王室御用達の栄誉を賜る |
1908年 | レザーハンドバックを意匠登録 |
1946年 | スーツケース「Avia Airess(アヴィア エアレス)」発表 |
1950年代~ | アイコンバッグ「Brillant(ブリヨン)」などを展開 |
デルヴォーが創業した1829年は、日本の江戸時代にあたります。
デルヴォーは創業当初から旅行バッグを展開していて、女性が自由に旅行を楽しめるようにレザーハンドバックを考案しました。
高品質なレザーを使った耐久性の高いスーツケースは多くの人の支持を集め、1883年には王室御用達の栄誉を賜っています。
デルヴォーの品質や洗練されたデザインが広く認められるようになり、王族やセレブのファンを多数獲得しました。
デルヴォーの魅力として「シンプルでエレガントなデザイン」が挙げられます。
このデザインは、時代を超えて愛される要素であり、とくにデルヴォーの代表作である「ブリヨン」などに顕著に表れているんですね。
シンプルな形状と洗練されたラインは、どんなスタイルにも合わせやすく、持つ人の品格を引き立てます。
たとえば「ブリヨン」は64種類のパーツから成り立っており、職人の手作業によって丁寧に仕上げられています。
このバッグは、シンプルなデザインながらも曲線美と直線美が融合した芸術作品として評価されているんです。
このようにデルヴォーのシンプルでエレガントなデザインは、ブランドのアイデンティティを形成し、長く愛用される理由のひとつとなっています。
ファッションの流行に左右されず、持つ人を飽きさせない魅力だといえるでしょう。
デルヴォーの魅力のなかには、「限定商品の希少性」もあります。
限定商品は生産数をあえて少なくしているので希少性が高く、持っているだけで特別感を味わえるんです。
他のブランドが大量生産する中で、デルヴォーは品質と独自性にこだわり、どのアイテムも高いレベルを保っています。
たとえば、「タンペート」や「ブリヨン」などのアイコンバッグは限定版で販売されることが多く、特別な色や素材で作られ、数も限られているんですね。
そのため購入者は、人とかぶらない特別なアイテムを手に入れられることで、持つ喜びがより大きくなります。
こうして、デルヴォーの「限定商品の希少性」は、ブランドの魅力を高め、消費者にとっての価値をさらに押し上げる大切な要素になっています。
「サイズバリエーションが豊富」という点も、デルヴォーの大きな魅力です。
デルヴォーは色々なライフスタイルやシーンに合わせて、さまざまなサイズのバッグを作っているので、自分のニーズにぴったりのバッグを選べます。
日常使いにちょうどいいサイズから、特別な場面で活躍する大きめのバッグまで、選択肢がたくさんあるんです。
以下はデルヴォーのメインとなるサイズになるので、参考にしてみてください。
名称 | サイズ |
Mini | 約W20cm×H16cm×D11.5cm |
PM | 約W24cm×H19cm×D12cm |
MM | 約W29cm×H22cm×D15cm |
GM | 約W37cm×H26cm×D18cm |
たとえばMiniサイズは軽やかなお出かけにぴったりで、PMサイズは使い勝手がとても良く、長財布やメイクポーチなどがちゃんと入ります。
MMサイズには内ポケットも付いているので、細かいアイテムを整理するのに便利です。
GMサイズなら旅行や荷物が多い時に重宝するでしょう。
こうしたサイズの豊富さがデルヴォーのバッグの大きな魅力となり、使う人の利便性を高めつつさまざまなシーンで活用できるんです。
この多様性があるからこそ、デルヴォーのバッグはより魅力的な選択肢となっています。
デルヴォーの魅力の一つに、「控えめなブランドアイデンティティ」があります。
この控えめさは、ブランドが誇る高い品質の職人技と、長い歴史に支えられた信頼性から生まれているんです。
デルヴォーは1829年に創業し、ベルギー王室御用達のブランドとして親しまれていますが、派手なロゴや華美な装飾に頼ることはありません。
たとえば人気のバッグ「ブリヨン」は、シンプルで上品なデザインが魅力です。
このバッグは持つ人の品格を引き立ててくれる一方で、ブランド名やロゴを目立たせることなく、さりげない美しさを大切にしています。
そのため、本物の高級感を求める人たちから愛されているんですね。
こうして、デルヴォーの「控えめなブランドアイデンティティ」は、品質と上品さを重視する今の消費者にとって、とても魅力的なポイントになっています。
「デルヴォーの人気モデルが欲しい」
そんな方のために、ここではデルヴォーの人気モデルを以下のとおり3つ厳選してご紹介します。
いずれも、デルヴォーを象徴するデザイン性と機能性を兼ね備えた逸品です。
「Brillant(ブリヨン)」は、1958年に登場したデルヴォーのアイコンバッグです。
ブリヨンの特徴や人気ポイントを下表にまとめました。
特徴 | ・エレガントでクラシカルなシルエットが特徴 ・デルヴォーの頭文字「D」をかたどったバックルがアクセント |
サイズ | Mini、PM、MM、GM、East/Westなど |
人気ポイント | 美しいフォルムと豊富な素材展開 |
ブリヨンは、カーフレザーといった定番素材をはじめ、アリゲーターやイタリア産のフェルトなど、さまざまな種類を展開しています。
バックルは、シルバーやゴールドメタルなど、ボディとマッチするカラーを採用。
ブリヨンのサイズは、使い勝手のいいPMやGMなどにくわえ、East/Westという横長のフォルムのものも展開しています。
East/Westは容量が大きいので、ノートパソコンやペットボトル、折りたたみ傘なども収納でき、1泊旅行も可能です。
ほかにもブリヨンは、ロングチェーンウォレットやカードホルダーといったアイテムも展開しています。
ブリヨンは、10代の方が60代の祖父母から受け継ぐケースもあるくらい、70年近くにわたって世代を超えて愛されている逸品です。
「Tempête(タンペート)」は、1967年に誕生したやや台形のシルエットのハンドバッグです。
帆船のトラペーズ(台形)から着想を得たといわれています。
タンペートの特徴と人気ポイントはこちらのとおりです。
特徴 | ・クラスプという留め具の存在感 ・フロントフラップ(バッグのふたの部分)のユニークなカット |
サイズ | Small、 PM、MM、XLなど |
人気ポイント | フォーマルななかにも個性が演出できる |
クラスプは、カチっとはめて使うのもスタイリッシュですし、外して持つとラフな印象に仕上がります。
遊び心のあるデザインは、20代はもちろん、30代以降のおしゃれな大人を魅了しています。
タンペートにはストラップが搭載されているため、肩掛けや斜め掛けも可能です。
ハンドバッグ以外のスタイルを楽しめるのも、うれしいところですね。
また落ち着いたニュアンスのカラーが多いため、年齢を重ねても使いやすいのではないでしょうか。
「Cool Box (クールボックス)」は、2018年に登場した現代的でアクティブな印象のバッグです。
特徴 | ・ボックス型のフォルム ・メゾンのシグネチャーである馬蹄型のバックル |
サイズ | MM、Mini、Nanoなど |
人気ポイント | コロンとしたかわいらしいフォルムと見た目以上の収納力 |
機能的な隠しファスナーを持つところが、他にはない唯一無二のデザインとして人気があります。
ハンドルの間にレザーバンドがあり、D型のメタルクラスプ(留め具)を引っ張ると、隠しファスナーが登場します。
また、クールボックスにも取り外し可能なストラップがついています。
ハンドバッグとして使うほか、肩にかけたり、クロスボディバッグのように使ったりできます。
見た目以上に収納力があり、Nanoでもスマホや財布、タオル、ワイヤレスイヤホン、リップなどが収納できるのも人気がある理由のひとつです。
ここでは、デルヴォーを使ったオシャレなコーディネートをご紹介していきます。
コーディネートのテーマは以下の4つです。
デルヴォーの魅力をより引き立てるコーディネートを、ぜひ参考にしてみてください。
デルヴォーのバッグを使ったコーディネートは、シンプルなスタイルにアクセントを加えるのに最適です。
その洗練されたデザインと高品質な素材から、どんなシンプルな服装にも華やかさをプラスします。
とくにアイコンバッグである「ブリヨン」や「タンペート」は、シンプルなコーディネートに取り入れることで、全体の印象を引き締めてくれるんですね。
たとえば、白いシャツとデニムのシンプルな組み合わせに、鮮やかな色合いのデルヴォーのバッグを合わせることで、一気におしゃれ度がアップします。
定番カラーのVegetalという、明るいブラウンのブリヨンなどもおすすめです。
またモノトーンのスタイルにアクセントとしてバッグを加えることで、洗練された印象を与えられるでしょう。
このようにデルヴォーのバッグは、シンプルなスタイルにアクセントを加え、より魅力的なコーディネートを楽しめるはずです。
スーツやセットアップなどのキャリアスタイルに、デルヴォーのバッグを取り入れることで、スタイリッシュな雰囲気に仕上がります。
たとえば、上下黒のスーツにインナーはホワイトのカットソー、バッグはSesameというベージュに近いオフホワイトのクールボックスのMMをプラスすることで、いつものスーツがスマートな都会風のスタイルに。
上質なレザーを使用したクールボックスは、ビジネスシーンにもしっかりマッチするんです。
もちろん、他のシリーズを合わせるのもおすすめで、あえて大ぶりのバッグを選んで開けたまま持つことで、堅苦しさを和らげつつスタイリッシュな印象を与えられます。
このように、ビジネスライクなスタイルでも堅苦しくなりすぎず、大人の余裕を感じさせる着こなしが完成するでしょう。
デルヴォーのアイテムは、デニムとの組み合わせも相性抜群です。
その高級感と洗練されたデザインにより、カジュアルなデニムスタイルを一段と引き立てます。
たとえば、ブラックの色あせしたデニムにシアーブルゾン、タンクトップに、ブラックのタンペートSmallのコーディネートなどがおすすめ。
デニムとシアーブルゾンというラフさと、タンペートのユニークで気品ある雰囲気が洗練された印象につながります。
20代の方をはじめカジュアル好きな方は、デニムのバギーパンツにメンズライクなシャツ、タンペートMM(Black)の着こなしもあります。
コンンサバスタイルが得意でカジュアルにも挑戦したい40代の方は、デニム×スモールバッグのコーディネートを取り入れると、ほどよいカジュアルダウンが叶います。
デルヴォーのバッグを活用することで、デニムとの組み合わせを楽しみながらカジュアルなスタイルに高級感を加えられるでしょう。
デルヴォーのバッグは、フォーマルな場面でも活躍するアイテムです。
とくにシンプルでエレガントなスタイルのバッグは、どんなフォーマルな装いにもマッチし、持つ人の品格を引き立てます。
たとえば黒のスーツやシンプルなワンピースに、デルヴォーの「カプリス」を合わせてみてください。
全体のコーディネートが格上げされるだけでなく、必要なアイテムをしっかり収納できる実用性も兼ね備えているため非常に使い勝手が良いはずです。
なおカプリスは比較的新しいシリーズで、2024年11月に登場しました。
このようにデルヴォーのアイテムは、フォーマルな場面でもスタイリッシュに決まり、洗練された印象を与えられます。
今回は、デルヴォーの年齢層を中心にお伝えしてきました。
デルヴォーは世界最古のレザーブランドで、質の高い皮革と卓越したクラフトマンシップが特徴です。
そのため、本物志向の45歳以降の女性を中心に、幅広い年齢層から支持されてきました。
近年では、SNSなどでの情報を通じて、感度の高い20代などの若年層からも注目されています。
世代を超えて愛されるデルヴォーの商品を、ぜひ一度手に取ってみてください。
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