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「ハイブランドってどんなコンセプトを持っているの?そもそもの定義や魅力、ブランドイメージについても知りたい!」
高級感のある洗練されたファッションアイテムを提供する『ハイブランド』。
ですが各社のコンセプトや魅力、ブランドイメージについては、よく知らないことも多いのではないでしょうか。
とハイブランドの定義や魅力、コンセプトなどについて、いろいろと疑問に思っているはずです。
そこで今回は「ハイブランドのコンセプト」というテーマを中心にお話していきます。
あわせて「ハイブランドの定義」や「各社の魅力とブランドイメージ」にも触れていくので、ぜひ参考にしてみてください!
まずは「ハイブランドとはそもそも何か?」という疑問について、以下の4つの側面からお伝えしていきます。
これらのポイントを抑えておくことで、ハイブランドを持つ意義や、世界中から人気を集める理由もよく理解できるはずです。
それぞれについて、以下から詳しくお話していきます!
ハイブランドとは高価格・高級品質のアイテムを扱い、消費者に特別な価値を提供するファッションブランドのことです。
明確な定義があるわけではないのですが、多くのハイブランドは長い歴史や伝統を背景に持ち、社会的に高い地位を築いています。
また各ブランドごとに高級素材を用いた一流職人による匠の技や、時代を超えたデザイン性が受け継がれているんです。
こうしたことから、ハイブランドのアイテムは所有すること自体がステータスになります。
さらに耐久性や恒久的な価値が見込まれることから、投資対象として注目されているハイブランドもあるほどです。
以上のように、ハイブランドは消費者にとって非常に魅力的で、かつブランドそのものが特別な存在となっているのが特徴となります。
ハイブランドの大きな魅力は、その卓越した品質と唯一無二のデザイン性にあります。
素材選びから仕立てまで細部にこだわり抜かれたアイテムは、長く愛用できる耐久性と、時を経ても変わらない美しさを兼ね備えています。
またそれぞれのブランドが築き上げてきた歴史やストーリー性も、ハイブランドをいっそう魅力的にしている大きな要素です。
実際にブランドのロゴや象徴的なモチーフには、創業者の理念や哲学が込められており、所有すること自体がステータスとなります。
さらに実店舗でのラグジュアリーな体験や、限定コレクションの獲得といった特別感。
これらも単なるファッションを超えた、希少で文化的な優れた価値を感じさせてくれる点です。
このようなことから、今日ハイブランドはただの「モノ」ではなく、身につけること自体がステータスや自己表現の一部となっています。
ハイブランドを所有することは日常に自信や誇り、充実感をもたらす手段でもあるんですね。
ハイブランドが多くの人から支持される理由として、主に以下のようなものが挙げられます。
・アイテムの確かな品質と耐久性
・魅力的で個性的なデザイン性
・優れた職人技による希少価値
・ブランドの歴史が持つ物語
・共感できるブランド独自の価値観
このようにハイブランドは単に高品質で見た目がいいという理由だけでなく、価値観や物語によって人気を集めている側面もあります。
たとえばブランドの背景にある歴史や文化、コンセプトに共感して、購入している人も多いです。
そのような背景をもつアイテムを身にまとうことで、自分自身のスタイルや価値観も表現することにつながるんですね。
また耐久性に優れ、価値を維持しやすいハイブランドのアイテムは、近年投資対象としても注目されています。
このようにハイブランドはさまざま面で価値を感じられるため、世界中の富裕層から一般の人まで、多くの人気を呼んでいるんです。
ハイブランドの格付けには明確な定義があるわけではありませんが、価格帯や人気によっておおよその分類があります。
たとえば1つの例として、以下のような分け方があるんです(※)。
・アブソリュート(最高級):エルメス、シャネルなど
・アスピレーショナル(高級):ルイ・ヴィトン、グッチなど
・アクセシブル(エントリー):コーチ、バーバリーなど
最上級のアブソリュートとなると、1つのアイテムで100万円を超えるような超高級品も多くあります。
またエントリー級のブランドとなると、数万円ほどで購入できるような、比較的手が出しやすいアイテムもあるんです。
自分がどの階層のブランドを選ぶかで、ファッションの方向性や自己表現のスタイルも大きく変わってくるでしょう。
ハイブランドを選ぶ際は、上記のような格付けも参考にしてみてください!
以下に各ハイブランドのコンセプトを一覧でまとめたので、参考にしてみてください。
ブランド名 | コンセプト |
エルメス | 創造の自由/人を中心とした職人技の伝承 |
シャネル | 女性の洋服の解放/女性の自由と自立 |
ルイ・ヴィトン | 旅をテーマとした実用性とエレガンス |
グッチ | イタリアのクラフツマンシップの体現/最高品質へのこだわり |
ロエベ | モダンなデザインと洗練された職人技術の融合 |
ディオール | 責任ある美しさ/循環型社会と製品の魅力の両立 |
セリーヌ | 女性らしさとアクティブを両立したスタイル |
プラダ | 伝統と革新の融合/最先端のスタイルの創造 |
コーチ | 自分らしさを体現できる、美しいものづくり |
カルティエ | 時代を超えて愛される洗練されたオブジェ |
クロエ | ラグジュアリー・プレタポルテ/高級な生地を使った既製服 |
ステラマッカートニー | ファッション性とサステナブル・動物愛護との両立 |
フェンディ | クラシカルな伝統とモダンなデザインの融合 |
デルヴォー | 伝統への深い敬意と最高水準の品質へのこだわり |
ティファニー | 真実の愛の究極の表現/至高のジェムストーンを送り出す |
このように同じハイブランドといえど、コンセプトはブランドによってさまざまです。
各ブランドの価値観や大切にしているポイントを知ったうえで、自分に合ったブランドを選ぶといいでしょう。
ここでは以下の15のブランドの特徴とイメージをご紹介していきます。
各ブランドごとの世界観やイメージを理解することで、より自分に合ったファッションスタイルを確立できるでしょう。
以下から、それぞれについて詳しくお話していきます!
エルメスは1837年にフランス・パリで創業されたブランドで、元々は馬具工房としてスタートしました。
その職人技を活かした高品質な革製品が評価され、現在ではバッグやファッションアイテム、香水など幅広いラインを展開しています。
また最高品質の素材と職人技によるものづくりにこだわりがあり、製品ひとつひとつが時間と手間をかけて丁寧に作られているんです。
その流行に左右されない普遍的なデザインと、持つ人の品格を高めるような存在感は、年齢を問わず世界中で人気を集めています。
とくに『バーキン』や『ケリー』といったバッグは、世界中のセレブや富裕層から熱い支持を受ける代表的なアイコンです。
以上のことからシンプルながらも格調高く、長く使える逸品を求める方には、エルメエスがぴったりでしょう。
シャネルは1910年にココ・シャネルによって創設されました。
「古い価値観にとらわれず、女性の自由を解放する」という革命的な精神のもと、女性のライフスタイルに革新をもたらしたブランドです。
エレガントながらも自由でいることを大切にしており、シンプルで落ち着いた色合いに洗練されたデザインが特徴となっています。
たとえばツイードのジャケットやブラックドレス、マトラッセバッグなど、時代を超えて愛されるアイテムを数多く生み出しているんです。
また香水『オードゥ・パルファムN°5』は、女性の定番アイテムとして非常に有名になっています。
こうして優れたアイテムを生み出す中で、シャネルは女性の生き方や価値観に影響を与え続けているんですね。
女性の誇りを大切にしたい方や、自尊心を高めたい方は、シャネルのアイテムをオススメします。
ルイ・ヴィトンは1854年にパリで創業され、旅行用トランクのメーカーとしてスタートしたブランドです。
時代の流れに合わせて革新を重ね、現在ではファッションやバッグ、アクセサリーまで幅広い展開をしています。
ルイ・ヴィトンのアイテムは、品質・耐久性・デザイン性の三拍子が揃っている点も人気を集める理由です。
中でもスーツケースやバッグ、財布などは、男女問わず幅広い世代から支持を受けています。
またモノグラムやダミエなどのシグネチャーデザインも人気で、世界中で圧倒的な認知度を誇っているんです。
近年ではストリートとハイファッションを融合させたデザインで、若い層のファンも獲得しています。
このようなことから、実用性とラグジュアリー感を両立させたい方は、ルイ・ヴィトンが選択肢の1つになるでしょう。
グッチは1921年にイタリアで誕生したブランドで、革製品とクラフツマンシップに強いこだわりを持つことで知られています。
伝統と革新の融合を大切にしており、クラシックな要素を残しながらも、モダンでユニークなデザインを取り入れてきました。
また『GGロゴ』や赤と緑のストライプ模様など、アイコニックなデザインが多くの人々に認知されています。
それからファッションだけでなく、ライフスタイル全体を彩るさまざまなアイテムも展開されているんです。
とくに近年は、ジェンダーレスなスタイルに力を入れることで新たなファン層も獲得しています。
以上のことから、独創的かつ華やかなスタイルを楽しみたい人にとって、グッチは自分らしさを表現できる最適なブランドと言えるでしょう。
ロエベは1846年にスペインのマドリードで創業されたブランドです。
もともとはスペイン王室御用達の高級皮革製品を手掛けており、上質な素材を使った優れた職人技術に定評があります。
また、伝統的な技術に現代的なデザインを組み合わせた新旧融合のスタイルも特徴です。
その独創的なデザインはアートやカルチャーとの関係も深いため、ファッションに個性や創造性を求める人にも選ばれています。
中でも『パズルバッグ』や『ハンモックバッグ』などの、独創的かつ機能的なデザインは非常に人気が高いです。
このような職人技術の美しさと、個性あふれるラグジュアリー感を両立させるロエベのアイテムは、日常使いにもぴったり。
確かな実用性と個性を重視したデザインを求める方にとって、ロエベは魅力的なブランドとなるでしょう。
ディオールは1946年にクリスチャン・ディオールによって設立されたフランスのブランドです。
「女性をより美しく見せる」ことに強いこだわりがあり、エレガントでフェミニンな女性ファッションを追求し続けています。
初コレクションで発表した『ニュールック』と呼ばれるファッションは、当時の人々に大きな影響を与えました。
ディオールのウエストを絞ったシルエットや、女性らしさを際立たせるラインは、現在も多くの女性に愛されています。
また『レディディオール』のバッグやコスメラインも高い人気を誇り、ラグジュアリーな世界観を全身で体感できるのも大きな魅力です。
ディオールのクラシカルとモダンを融合させたスタイルは、女性らしさやエレガンスを大切にしたい人にぴったりと言えます。
セリーヌは1945年にフランスで誕生したブランドで、もともとは子ども用の高級靴の専門店としてスタートしました。
その後上品で洗練されたレディースファッションを展開し、そのシンプルで上質なスタイルは現在、多くの女性の人気を集めています。
またシンプルながらディティールにこだわって作られたアイテムは、耐久性にも優れており、長く愛用できるんです。
加えてシンプルなデザインのバッグや財布は、シーンを問わず使用できることから、幅広い世代に愛されています。
さらに近年はSNSを通じた発信なども話題になり、いっそう多くのファンを獲得しているんです。
そんなディオールは過度な装飾ではなく、シンプルなディテールで魅せる上質なスタイルを好む人にぴったりのブランドと言えるでしょう。
プラダは1913年にイタリアで創業されたブランドで、当時革新的であったナイロン素材のバッグを発表したことで話題を呼びました。
またデザイン性と耐久性にすぐれた『サフィアーノレザー』を使った財布も、非常に有名です。
プラダのシンプルながらも知的な印象を与えるバッグやウェアは、インテリジェンスな層を中心に支持を集めています。
さらに落ち着いた中にも遊び心を忘れないデザインは、流行に敏感なファッション好きの女性たちにも人気です。
近年はサステナブルな取り組みにも積極的で、再生ナイロンを用いた製品なども展開しています。
インテリジェンスかつ、デザイン性に優れたファッションを好む人には、プラダが魅力的な選択肢となるでしょう。
コーチは1941年にアメリカ・ニューヨークで創業されたブランドです。
高級ブランドの中では、比較的安価なアイテムも扱っており、一般の人にも手が届きやすいブランドとなっています。
実用性と洗練されたデザイン性を兼ね備えた、日常に溶け込むアイテムが多くそろっており、幅広い層から人気です。
とくにシグネチャー柄のバッグや革素材のアイテムは、ビジネスにもカジュアルにも合わせやすく、多くの女性に好まれています。
また近年はディズニーやスヌーピーなどとのコラボレーションアイテムを展開するなど、より幅広い世代にアプローチしているんです。
コーチには洋服から小物類、アクセサリーまで、非常に多くのアイテムがあるので、初めての人も自分に合うものを見つけやすいでしょう。
日常使いできる上質なアイテムを探している方や、コストを抑えたい方はコーチのアイテムをチェックしてみてください。
カルティエは1847年にフランス・パリで創業されたジュエリーブランドです。
「王の宝石商」とも称される格式の高さを誇り、世界最高峰のジュエリーブランドとしての地位を築いています。
実際その流行に左右されない普遍的な美しさや、高いクラフトマンシップは、世界中の王族やセレブリティを魅了し続けているんです。
中でも『ラブブレスレット』や『トリニティリング』などは、カルティエのアイコン的存在となっています。
また時計ブランドとしても名高く、『タンク』や『サントス』といった名作を数多く展開。
カルティエのアイテムは記念日や節目の特別な贈り物として選ばれることも多く、大切な瞬間を彩るにふさわしいブランドとなっています。
以上のことからカルティエのアイテムは大切な人にプレゼントしたい方はもちろん、自分へのご褒美としてもおすすめです。
1952年にギャビー・アギョンがパリで創設したクロエは、当時としては珍しい高級既製服を提案し、若い女性を中心に支持を集めました。
フェミニンな可愛らしいデザインが特徴で、適度に力の抜けた優美さを感じられます。
とくに『マーシーバッグ』や『ドリューバッグ』などは人気が高く、柔らかなレザー使いや丸みのあるデザインが魅力的です。
またエレガントさとカジュアルさをあわせ持つクロエのアイテムは、流行に敏感な人々からも人気を集めています。
なお全体的にベージュやブラウンなど柔らかい色味が使われており、ナチュラル志向のファッションにもなじみやすいです。
このようなことから上品かつ主張しすぎないテイストが好みの方は、クロエのアイテムが合うでしょう。
ステラマッカトニーは、ポール・マッカートニーの娘であるステラが2001年に設立したブランドです。
大きな特徴としてレザーやダウン、フェザーといった動物性由来の素材を一切使わない、動物愛護の精神を貫いています。
たとえばブランドアイコンでもある『ファラベラバッグ』。
レザーの代わりに環境に優しい素材を使用しており、革製品の使用が当たり前であった業界に衝撃を与える大ヒット商品となりました。
またデザイン面ではシャープで落ち着いた、大人の魅力を引き立てるフォルムが多くなっています。
いずれもサステナブル素材を使って製造されたアイテムとは思えない、見事な高級感を放っているんです。
このようなステラマッカトニーのファッションと社会的責任を両立させる姿勢は、現在も多くの支持を集めています。
動物愛護やサスティナブルの精神をファッションに取り入れていきたい方には、ステラマッカトニーがぴったりと言えるでしょう。
1925年にローマで革製品店として創業したフェンディは、5人姉妹が経営を支えたことで非常に有名です。
そののちカール・ラガーフェルドをデザイナーに迎えたあとは、ブランドイメージを刷新し、革新的なアイテムを次々に発表しました。
中でもダブルFのロゴが特徴的な『ズッカ柄』のアイテムや、フェミニンな『バゲットバッグ』は、世界的なヒットを記録しました。
またフェンディのバッグや財布は耐久性にも優れ、どんなシーンにも使いやすいデザインが魅力となっています。
こうした職人技と革新性を融合したフェンディのデザインは、現在でも男女問わず幅広い層から人気を集めているんです。
クラシックとモダンを融合させたバランスのよいデザインを求める方は、フェンディのアイテムに魅力を感じることでしょう。
デルヴォーは1829年にベルギーで創業された、世界最古のレザーブランドです。
ベルギー王室御用達の格式高いハイブランドとして知られており、高品質な素材使いと職人の手作りを重んじています。
フランスやイタリアなどの有名ブランドとは一線を画す、落ち着いた気品を感じさせるデザインが特徴です。
たとえば代表作『ブリヨンバッグ』は、アート作品のような構築的なフォルムと上質な素材使いが魅力となっています。
また静かな上品さを重んじるデルヴォーは、ロゴや装飾を控えて、素材の美しさと仕立ての良さで勝負する姿勢が評価されているんです。
そんなデルヴォーは他のブランドに比べると知名度がやや低めですが、本物志向の女性に愛されています。
ファッション通の方や、落ち着いた上品さを求める方には、デルヴォーのアイテムが魅力的に映るはずです。
ティファニーは、1837年にアメリカ・ニューヨークで創業したジュエリーブランドです。
婚約指輪や結婚指輪の定番として世界的な地位を築いており、「永遠の愛」を象徴するような存在となっています。
中でもダイヤモンドを6本の爪で固定した形の指輪デザインは、『ティファニーセッティング』と呼ばれ、非常に有名です。
またティファニー独自のアイコニックなカラー、『ティファニーブルー』は今やブランドの象徴となっています。
さらに『オープンハート』や『T by Tiffany』などの人気コレクションは、幅広い年代に支持されているんです。
ティファニーのアイテムはブライダルや記念日のギフトとしても人気が高く、特別な想いを込めたジュエリーとして選ばれています。
恋人や夫婦の記念となるアイテムを探している方は、ティファニーをチェックしてみてください。
今回は「ハイブランドのコンセプト」というテーマを中心にお話しました。
中でも今回は世界的に有名な以下の15のハイブランドについて、コンセプトや特徴、イメージなどをご紹介しています。
いずれもブランドごとに長い歴史や個性、こだわりがあり、それぞれがファッション界で唯一無二の存在を放っています。
ハイブランドに興味があるけど、どのブランドがいいのか分からないという方は、今回お伝えしたことをぜひ参考にしてみてください!
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