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ルイ・ヴィトンは1854年の創業以来、世界中で愛され続けています。
中でも2007年に発表されたトートバッグ「ネヴァーフル」は、15年以上にわたるロングセラーアイテムです。
しかし、人気のバッグゆえに世界中で偽物が出回っているのが現状で、「本物と思って買ったのに、実は偽物だった」というケースも。
せっかくルイ・ヴィトンのネヴァーフルを買うなら、誰もが確実に本物を買いたいはずです。
そこで今回は、ネヴァーフルの偽物を見分け、安全に購入する方法を紹介していきます。
これから購入を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください!
ここからは、ルイ・ヴィトンのネヴァーフルの偽物がなぜ多いのか、素人でも見分けられるのかについて詳しくお伝えしていきます。
まずは、ネヴァーフルの現状について理解しましょう!
ルイ・ヴィトンは、ハイブランド品の中でもとくに偽物が出回っているブランドとして知られています。
それは、ルイ・ヴィトンが世界的にも非常に人気が高く、多くの人にとって「持ちたい」と思う憧れのブランドだからです。
この圧倒的な人気が、コピー品の製造者のターゲットになりやすい要因となっています。
また、フリマアプリの普及によって海外からも購入できるようになり、偽物が流通しやすくなっています。
さらに、正規品が非常に高価なため「見た目が似ていれば、偽物でもいいから購入したい」という一定のニーズがあることも、偽物がなくならない大きな要因です。
実際のところ、素人が偽物を見分けることは可能です。
とくに昔のコピー商品は品質が低く、一目で偽物と判別できていました。
しかし近年は、本物のパーツを一部に使用するなど精巧な作りのものもあり、それらは「スーパーコピー」と呼ばれ、鑑定士たちを悩ませるほどのクオリティです。
「本物と思って購入したけれど、実は偽物だった」というケースも増えていることから、素人がスーパーコピー品と見破るのは至難の業かもしれません。
よほど真贋を見分ける目がある人でなければ、本物と偽物の区別はできないと考えたほうがいいでしょう。
ルイ・ヴィトンのネヴァーフルの購入を考えている人にとって、少しでも偽物を買うリスクを減らしたいと考えるのではないでしょうか。
そこでここからは、ネヴァーフルの偽物を見分けるポイントを、以下の項目に分けて説明していきます。
ひとつずつ詳しく見ていきましょう!
ルイ・ヴィトンのバッグや財布には、一つひとつに製造番号(シリアルナンバー)が刻印されています。
正規品のルールは、「製造国のアルファベット2文字+製造年・月を表す4桁」の形式になっており、この決まりに沿っていない場合は偽物です。
以下のチェックポイントも確認してみてください。
・刻印の深さにムラがないか
・フォントの間隔が均一であるか
・手抜きで作られた印象がないか
たとえ決まりに沿っていたとしても、これらの品質に問題がある場合はコピー商品の可能性が非常に高いといえるでしょう。
ルイ・ヴィトンのロゴは、偽物と本物を見分ける重要なポイントです。
ロゴや刻印の特徴については、以下を確認してみてください。
■全体的なロゴの特徴
・フォントの形や太さが統一されている
・ロゴがかすれていない
・斜めになっていない
■「LOUIS VUITTON」刻印の詳細チェック
・「O」の文字:本物はきれいな真円、偽物は縦長の楕円形
・「N」の文字:本物は正方形におさまる形、偽物は縦長
ルイ・ヴィトンの製品は、素材選びにも非常にこだわりがあり、偽物とは明確な違いがあります。
本物と偽物の特徴の違いを確認してみましょう。
■本物の特徴
・上質な素材を使用
・柄が鮮明で質感が滑らか
・しっとりとした手触り
■偽物の特徴
・素材自体が固い
・色や柄にムラがある
・安っぽい光沢
・全体的にチープで雑な印象
素材に使われているヌメ革に関しては、本物は購入時は白っぽい色でしっとりとした手触りです。
一方で偽物は、最初から不自然な色でカサカサとした手触りなので、見分けがつきやすいでしょう。
なおネヴァーフルの裏地の内張りは、ストライプ柄(年式やモデルによって色・素材が決まっている)です。
本物は発色が良く、質感もしっかりしたキャンバス地なのに対し、偽物は安っぽいナイロン素材で、ストライプが不鮮明だったり歪んでいたりしています。
ルイ・ヴィトンの製品は、金具一つをとっても非常に繊細な気配りがされています。
ここで、正規品と偽物の金具の違いを見てみましょう。
■正規品の金具
・真鍮などの高品質な金属を使用
・重厚感がある
・メッキが均一で剥がれやムラがほとんどない
■偽物の金具
・プラスチックや安価な金属にメッキ
・軽くてチープな印象
■開閉のスムーズさ
・正規品:ファスナーが非常にスムーズに開閉、留め具がカチッとしっかり締まる
・偽物:ガタついたり引っ掛かりがある
正規品は非常に高い職人技術と、厳しい品質基準のもとで作られているため、縫い目をよく見ると違いが一目瞭然のケースもあります。
参考までに、正規品と偽物の縫製の特徴をチェックしてみましょう。
■正規品の縫製
・均一で丁寧な「斜め縫い」が基本
・縫い終わりも完璧な処理
■偽物の縫製の特徴
・縫い目が粗く間隔が不均一
・ガタツキが見られる
・機械的で不自然に直線的な縫い目
・糸の飛び出し、二度縫い
■ネヴァーフルの開口部
・本物:革の縁取りが非常に丁寧、折り返し部分がきれいに処理されゆがみなし
・偽物:縁取り素材が安っぽい、縫製が粗くゆがんでいる、折り返し部分が雑
ファスナーに使われている、金属の質とメッキ加工にも大きな違いがあります。
本物の特徴は以下のとおりです。
・真鍮などの上質な素材で重厚感
・金メッキはややマットで深みのある上品な色
・触り心地にムラがなく非常に滑らか
・ひっかかりがなくつるりとしている
正規品を実際に手に取って、感覚を確かめてみるのもひとつの方法です。
バッグの内側ポケットにある文字にも注目してみましょう。
ロングセラーといわれるネヴァーフルですが、実は2014年に一度だけマイナーチェンジを行っています。
外見こそ変わっていませんが、内側ポケットに印字された文字の字体が、筆記体からブロック体へと変化しています。
2014年以降の製品で、この変化に対応できていなものは偽物だといえるでしょう。
本物かどうかを見極める際、においは重要な手掛かりのひとつです。
本物は上質な革やスウェードなどの天然素材を用いているため、革本来の自然で柔らかなにおいがします。
対して偽物には安価な合成素材が使われているケースが多いため、ゴムや接着剤など石油系の、鼻につくような不快なにおいがすることがあるんですね。
もしオンラインで購入する場合、においの確認ができないため細心の注意が必要です。
ルイ・ヴィトンの製品は定価販売が原則です。
中古品でない限り、安く販売されている場合は注意しましょう。
また、ルイ・ヴィトンは創業から一度もアウトレット品を販売したことはないので、もし「アウトレット品」とうたっていれば偽物の可能性を視野に入れてください。
中古品はとくにたくさん偽物が出回っているため、まずはいくつかのサイトや店舗で価格を調べ、商品の相場を知ることが大切です。
相場と比較して、極端に安かったり高かったりする場合は要注意です。
安全な製品を購入するには、「どこで購入するか」も大きなポイントになってきます。
オンラインショップには悪質な業者が横行していて偽物がたくさん出回っているので、素人が安易に利用するのは危険です。
とくに個人取引のサイトや、販売元が不明確な業者からの購入は避けるようにしてください。
安全な購入のために、信頼できる正規店や認定販売店を選んだり、実績のある中古品販売店を利用したりすることをおススメします。
ここまで読んで、こんな風に不安に感じた人もいるのではないでしょうか。
「こんなにたくさん偽物が出回っていたら、見分ける自信がない」
「100%安全な製品を購入するにはどこで買えばいいの?」
偽物を購入しないためには、できるだけ多くの情報を事前に持っておくことが大切です。
とくに「スーパーコピー」と呼ばれる精巧な偽物が増えている現在、購入する場所の選択が何より重要になります。
ここでは、安全な商品を手に入れるための具体的なポイントを紹介していきます。
偽物かどうかの判断は、素人ではなかなか難しいのが現状です。
とくに「スーパーコピー」となると、専門知識がなければ本物と偽物を見極めるのは至難の業なんですね。
そのため、公式サイトや正規品を取り扱う直営店での購入が最も安全で確実な方法です。
価格は定価になりますが、100%本物であることが保証されるため、後々のトラブルを避けられます。
またアフターサービスや保証も充実していて、長期間安心して使用できる点も公式サイトや直営店で購入するメリットだといえるでしょう。
中古品を購入する場合、フリマサイトを利用する人も多いのではないでしょうか。
しかし、フリマサイトは偽物が多く出回っているうえ、実際に手に取って見極められるわけではないため、どうしてもリスクが高まります。
できれば、リサイクルショップや質屋等の実店舗での購入がおすすめです。
店舗を選ぶ際には、以下の点を判断基準にしましょう。
・長い実績をもつ店舗かどうか
・古物商許可証を適切に提示しているか
・問い合わせへの対応などサポート体制が充実しているか
・返品・交換などの保証制度があるか
店舗を構えている地域に密着したショップで購入すれば、何かあった時でもすぐに対応してもらえるので安心です。
また実際に商品を手に取って確認できるため、状態や真贋についてもより確実な判断ができるでしょう。
今回は、ルイ・ヴィトンのネヴァーフルの偽物を見分け、安全に購入する方法を紹介してきました。
ルイ・ヴィトンはとくに日本人に人気があり、誰もが「一つは持ちたい」と憧れるブランドです。
フリマアプリの普及によってリユース品への抵抗感は薄れ、ブランド品は以前より身近な存在になりつつありますが、そこにはリスクも潜んでいることを心に留めておきましょう。
偽物を購入してしまわないためには、今回紹介した多くのチェックポイントとあわせて総合的に判断することが大切です。
ただ、それでも残念ながら「絶対に本物を購入できる」という確証はありません。
心配な人は、新品なら正規品を取り扱っている直営店で、中古品なら地域密着型の中古販売店を利用してみてください!
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