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2017.05.02
目次
全国百貨店共通商品券(百貨店商品券)は、日本全国の各百貨店が発行する商品券です。グリーンの品のあるデザインが特徴です。また、昔からあるので、たいていの人は知っている知名度の高い商品券です。
ところで、この商品券。よく見ると、「高島屋」「大丸」といったぐあいに百貨店のマークが入っています。実は、百貨店共通商品券は、百貨店協会が発行しているわけではなく、百貨店各社がそれぞれ発行しています。利用に関しては、「百貨店共通の商品券」であるため、発行元に関係なく、どこの百貨店でも利用できます。例えば、高島屋マークの商品券を伊勢丹で使ってもかまいません。
百貨店共通商品券は1000円券のみで、日本全国の百貨店で支払いに利用できます。有効期限はありません。タンスに眠っている古い券でも利用可能です。
この商品券は、クレジット系のギフトカードとは違い、利用時にお釣りが出る商品券です。百貨店でのお買い物と言えば、高額商品を購入することが多いので、お釣りのメリットは少ないかもしれませんが、デパ地下でお惣菜や書籍などちょっとしたものを購入するのには便利です。
日本百貨店協会に加盟している全国約400の百貨店で使えます。大丸、そごう・西武、高島屋、伊勢丹のような全国展開している百貨店から、地方の中小百貨店まで、百貨店ならどこでも使えると思って構いません。
百貨店以外で使えるところとしては、パルコ、スーパーのイズミヤ、阪急オアシス、渋谷ヒカリエ、山形屋ストア(鹿児島・宮崎のスーパー)などがあります。(いずれも百貨店協会加盟店)
一方、イオンモール、ららぽーと、アウトレットといったショッピングモールでは一切使えません。また、JCB、VJAなどのギフトカードが使える店舗でも一切使えません。あくまで百貨店でのみ利用可能です。当然、コンビニでも使えません。
クレジットカード系のギフトカード(JCBギフトカードなど)とよく比較の対象にされる商品券ですが、百貨店共通商品券は、結納返し、結婚のお祝い返しなど「しきたりや行事ごと」に配慮したい場面での贈答に最適な商品券です。特に、マナーや礼儀にこだわるシニア世代の方にお贈りするの場合には、この商品券が向いています。こういった用途のため、商品券を収める桐箱を用意している百貨店もあります。
もちろん、見映えはどうでもいいので、近所で使えるギフトカードの方がありがたいという方は多いので、必ず百貨店商品券でなければいけない、というわけではないです。
百貨店でお買い得に買い物したい場合には、百貨店商品券を安く手に入れるとよいです。
金券ショップで中古を買うと96-98%程度の値段で売っています。
引用:いままで知らなかったギフトカードと商品券の使い方ガイド http://ogift.net/