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2023.01.30
目次
フォルティスは長い歴史を持ち、世界中の時計愛好家から人気があるブランドです。
デザインや実用性に優れたスイス時計であることから、高い評価を得ています。
高級感溢れる外観ですが、フォルティスはコスパも良い評判です。ここからは、フォルティス腕時計の特徴と強みについて解説していきます。
1912年、「ヴァルター・フォグト」の手によって創られたのがフォルティスです。世界で最も信頼ある、最高品質なスイス時計の製造を目指していました。
フォルティスはラテン語で「力強い・強い」という意味です。
こういった意味もあり、最初の時計が発売されてから100年以上経った現在でも、ヴァルター・フォグト精神は時計の中に生き続けています。
なんと防水テストと精度チェック以外はすべて、経験豊富な時計技術者の手によるものです。
時計職人のスキルに勝るものはない考えから、独自の路線で品質を保ち続けています。
そして1926年、フォルティスは世界最大の時計見本誌「バーゼルワールド」にて、世界初の自動巻き腕時計を発表しました。
世界に衝撃を与えた発表は時計界を驚かせ、高い評価となっています。現在でもその評価を維持し続けているほどです。
その後1994年、フォルティスのクロノグラフがロシアのユーリ・ガガーリン宇宙訓練センターオフィシャルウォッチに認定されました。
宇宙飛行士の公式装備品として、今でも採用され続けています。
2001年にスタートした大規模な国際宇宙ステーションにおける宇宙開発計画にも、唯一の時計メーカーとして公認されました。
半年ごとに行われるミッションでは、常にフォルティス腕時計がサポートをしています。
こういった宇宙規模で、世界中から認められているのがフォルティスの腕時計です。
100年以上の長い歴史を持つフォルティスは、3つの強みが存在します。具体的には以下の3つです。
それぞれ簡単に解説していきます。
フォルティスの中でも、パイロットウォッチはとくに有名です。新作モデルは「Bウォッチ」という名で親しまれています。
パイロットウォッチは実用性にかなり優れているほか、メーターやメカニカル機能のイメージが強い方も多いでしょう。
こういった多種にわたる機能性のため、高額ウォッチだと思ってしまいがちです。
しかしフォルティス腕時計はリーズナブルなものも多く、人々の手に届きやすくなっています。
フォルティスのこだわりとして、薄型ケース仕様が多いことも挙げられます。
分厚いケースだと、装着時に違和感を覚えてしまうでしょう。
薄型ケースにして心地よいフィット感を出すことで、操作性に重点を置いていることがわかります。実用性に重きを置いている部分こそ、フォルティスが抱えるパイロットウォッチへの強いこだわりです。
外観だけではなく、機能性も十分に力を発揮しています。
フォルティスは、軍用や兵士らしさのウォッチイメージとなっています。メーター付きデザインが特徴的な腕時計です。
しかし派手過ぎない見た目も人気の一つと言えるでしょう。
決まったシーンやパターンだけではなく、さまざまな場所や時間でおしゃれを楽しめるように作られています。
違和感なく、装着者を選ばない部分こそ好評な理由です。
ここで「フォルティスといえば」といわれても、なかなかイメージしづらい方も多いかもしれません。
なぜなら現在も幅広いラインナップを展開しており、とくに初心者の時計選びは困難と言えるからです。
長い歴史を持つ時計だからこそ、「何か一つ定番なものを知っておきたい!」と思う人もいるのではないでしょうか。
そこで今回紹介するのが下記2つのモデルです。
それでは解説してきます。
パイロットウォッチとして、多くの人にフォルティスは認知されています。
長い年月をかけてパイロットウォッチを作り続けてきた、最高ブランドのひとつです。
世界中のパイロットや航空部隊から認められることで、アビアティス・コレクションが彼らの相棒といえるほどの存在になりました。
そして長年愛され続けてきた「フリーガークラシック クロノグラフ」に続いて、価値や機能、デザインの全てを高めた後継機が「フリーガープロ クロノグラフ」です。
「フリーガープロ クロノグラフ」は新しいディティールで、フォルムのリューズとコンパクトにまとめたケースが特徴的といわれています。
反射のないサファイアクリスタルとシースルーバックに加え、完成されたダイヤルはかなりの注目すべき点です。
パイロットウォッチにとって、重要視するのが機能性ですよね。クロノグラフは43mmの中に必要な機能を組み込んでいます。
とくにオススメな「43mm/Ref.705.21.11」は、フォルティスの象徴的航空スタイルを貫いたグリーン色スーパーミノバ仕上げのインデックスです。
アプライド仕様になり、視認性が格段と高まりました。
またフォルティスロゴマークの王冠デザインリューズは、とても握りやすくなっています。
インパクトのあるオレンジとグリーンのクラシックな針は、まさにパイロットウォッチの特徴といえるでしょう。
フォルティスは2020年に新たなプロジェクトを始め、待望の新作を発表しました。パイロットシリーズを確立し洗練したフォルティスの新作は、「オフィシャル・コスモノート アマディ 20」です。
イスラエルでミッションに挑んでいる、アナログ宇宙飛行士のサポートクロノグラフとして作られました。
火星を施した地上アナログ空間で実験され、将来の人間とロボットによる火星探索ミッションに備えたものです。まさにこのモデルは世界とその先を繋ぐ、パイオニアや開拓者のために作られたといっても過言でありません。
オススメモデルの「Ref:F204.0007」は、まさに宇宙をイメージさせる時計です。
地球と火星の広大な距離間だと、どうしてもタイムラグが発生してしまいますよね。
しかしフォルティスのミッションコントロールベゼルを使用することにより、通信時間を正確に把握できるものとなりました。
ダイヤルデザインは6時の位置にアマディ 20のミッションロゴが配置されています。
11時から5時の位置にエンボス加工が施されたラインも特徴的です。
他にも複数の加工を施すことで、時計全体に強いインパクトを与えています。
ケースバックは地球、月、火星をイメージしたデザインです。
未来の道を切り開くことを忘れないよう、「THE NEXT GIANT LEAP(次の大きなステップ)」という粋なメッセージも刻印されています。
数々の歴史を作りあげてきたフォルティスは、今でも貴重なブランドとして名を残しています。
しかし多種にわたるラインナップでありながら、なかなかフォルティスに踏み込めない方もいるでしょう。
老舗ブランドであるため、時計の定番な選択に失敗したくないはずです。
そこでここからは、メンズ向けフォルティスの定番モデルを3つ解説していきます。定番モデルは以下の通りです。
それぞれ解説していきます。
まさにシンプルデザインの、フォルティス定番モデルです。掴みやすいリューズは操作性も意識しています。
ユーリ・ガガーリン宇宙訓練センターの公式装備品にも採用されているので、かなりの高性能です。
視認性の高いインデックスは抜群な使いやすさとなるでしょう。
どのシーンでも使えるのも魅力の一つです。
クラシックコスモノート クロノグラフ 401.26.12は、フォルティス新時代の期待モデルといわれています。
茶色の洒落な革ベルトなので、カジュアルファッションにも最適です。
夜光インデックスや回転ベゼルと、機能も豊富といえるでしょう。
モダンの中に高い性能を組み込むという、フォルティスらしさがつまった時計です。
フリーガープロ704.21.11は、伝統と現代技術を組み合わせたデザインを表現しています。
シンプルな外観にオレンジ針のワンポイントがアクセントです。
クラウンやケース、ディティールの全てが新しくなり、フォルティスの特徴を全面に出しています。
ビジネスシーンやカジュアルシーン問わず活躍するでしょう。
パイロットウォッチが多いフォルティスですが、女性向けの時計も存在します。
値段も手頃であることから、今では女性でも手に取りやすくなっているでしょう。
ここでは、レディース向けフォルティスの定番モデル3選を紹介します。定番は以下の通りです。
それでは解説していきます。
コックピット1&2 Ref.704.21.18BKは、飛行機の計器を彷彿するかのようなコックピット1モデルです。
日付は三日間のワイド標識を採用しています。
風防素材はサファイアクリスタルを使用しており、大人な女性を演出できる一本です。
マリンマスター ヴィンテージ リミテッド エディション Ref.800.20.80は、エレガントかつメカニカルな印象を与えます。
ヘサライトクリスタル製風防により、クラシック感を与えることがポイントです。
オレンジを踏襲したカラーリングも輝きを美しくしています。
まさにヴィンテージという名にふさわしいデザインです。
レディース 628.14.71 LCの正方形ケースと、ベゼル上にちりばめられたダイヤモンドは、美しい女性を引き立たせます。
ブラックとホワイトシンプルなデザインにより、統一感を強調するモデルです。
女性に馴染みやすいブルーレザーを使用することで、どのファッションシーンにも対応できます。
基本的に、フォルティスの型番情報は公開されていません。
なぜなら世界流通の時計は珍しいものも多く、細かい情報は公式サイトでも公開していないからです。
そこで今回は、キャリバーナンバーの調べ方について簡単に説明します。
比較的見つけやすいキャリバーナンバーですと、日本サイトも海外サイトも同様です。
商品説明の際に「Cal.~」から始まっているものがキャリバーナンバーになります。
例えば公式サイトで「オフィシャル・コスモノート アマディ 20」の商品検索をした場合、「Cal.UW-50」と表記されているのがキャリバーナンバーです。
海外サイトも日本サイトも同じ表記なので、キャリバーナンバーについては簡単に探せるでしょう。
今回はフォルティス(腕時計)のモデルや選び方、型番の見方について解説してきました。
高級腕時計については、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。
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