知恵袋ブログ
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2024.08.09
目次
フランスの世界的な高級ファッションブランド『ルイ・ヴィトン』には、モノグラムを用いた多くのバッグシリーズがあります。
独自のデザインで、一目でルイ・ヴィトンとわかるモノグラム、そしてそのアイコニックなデザインを用いた定番バッグの数々。
ですが定番とはいえ、実際にモノグラムにどんな種類があるのか詳しく知らない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回はモノグラムと、その定番バッグについて取り上げます。
このように思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。
モノグラムは英語で“monogram”と表記し、「人名のイニシャルなどに使う複数の文字を組み合わせて図案化したもの」という意味です。
ルイ・ヴィトンの「モノグラム」は、19世紀の審美学に影響を受けたジョルジュ・ヴィトンが、父ルイ・ヴィトンへのオマージュとして、幾何学的な花柄と「Louis Vuitton」のイニシャルを組み合わせてデザインしたものなんですね。
ブランドを象徴するシグネチャーとして、多くの人に認知され親しまれているモノグラム。
このデザインは、現在ではルイ・ヴィトンのバッグを始め多くのシリーズに使用されています。
ルイ・ヴィトンの歴史やモノグラムの誕生については、こちら【ルイ・ヴィトンのモノグラムとは?代表的なロゴの種類や特徴、人気の理由を解説】もぜひご覧ください。
ここからは、ルイ・ヴィトンモノグラムの定番バッグを以下のとおり12種類ご紹介していきます。
それぞれどのような特徴があるのか、さっそく詳細を見ていきましょう。
『ネヴァーフル』は、ルイ・ヴィトンのバッグの中でも定番中の定番とも言えるバッグシリーズです。
時代を超えて愛される普遍的なデザインと、伝統的なディテールが融合したトートバッグを目にしたことがある人も多いでしょう。
シンプルかつ洗練されたヴィジュアルながら、収納力があり使い回しやすい万能なアイテムです。
名前の由来も“Never full”(いっぱいにならない)から来ているとおり、機能性とモノグラム柄の2点を兼ね備えた秀逸なバッグ。
遊び心あふれる名前の意味を改めて知ると、より興味が増すのではないでしょうか。
ルイ・ヴィトンを象徴するバッグ、『スピーディ』。
スピーディの前身は、1930年に旅人のために作られた「エクスプレス」です。
当時、変革の時代を迎えていた人々の暮らしや移動手段からインスパイアされたのがスピーディなんですね。
時代を超えてその精神を引き継ぎつつ、さまざまな解釈が加えられ現在も人気を誇るモデルです。
ロール仕上げのレザーハンドルや取り外し可能なストラップは、日常生活にもフィットして機能性も抜群。
バッグには“遊び”を求めず、安定感と機能性を重視する人にはぴったりのアイテムだといえるでしょう。
オンオフで良き相棒となってくれる逸品です。
ボディラインに沿うようにデザインされた立体的なフォルムのショルダーバッグ、『オデオン』。
「荷物は多いけれど両手を空けたい」、「機能性重視でバッグを選びたい」という人にはおすすめのモデルです。
シンプルで飽きのこないデザインはどんなスタイルにも合わせやすく、公私共に強い味方になってくれるでしょう。
旅行用トランクから始まったルイ・ヴィトンのアーカイヴからインスパイアされた、『パピヨントランク』。
トランクを彷彿とさせるフォルムながら、小型のヴィジュアルです。
常に持ち歩きたくなるような、かわいらしさも持ち合わせています。
歴史を感じさせるパピヨントランクには存在感もあり、小粒ながらスタイリングを引き立ててくれる粋なバッグです。
『オンザゴー』は、ルイ・ヴィトンの中でも特に高い収納力を持っています。
そしてモノグラム・ジャイアント、両サイドとハンドルにはモノグラム・リバースがあしらわれた印象的なデザインです。
その名のとおり、「あちこち動き回るのに」活躍してくれるバッグです。
大ぶりのLVのモノグラムが印象的で、タイムレスなデザインとスタイリッシュな雰囲気も同時に感じられる定番バッグです。
ビジネスやプライベートはもちろんのこと、その収納力から小旅行にも適しているシリーズだといえるでしょう。
『ポシェット・アクセソワール』はまるでアクセサリーのような小さなポシェットですが、マチが付いているため見た目以上に収納力があります。
クラシックなモノグラムは日常生活にはもちろん、フォーマルや洗練された場にもなじみやすいです。
現行のモデルではストラップとチェーンを取り外し、クラッチバッグのような使い方もできます。
パリ・セーヌ川にかかるアルマ橋にちなんで名付けられたという『アルマ』。
1934年に発表された、アール・デコ調のバッグの特徴を引き継いでいます。
そんな長い歴史を引き継ぐアルマは、洗練されたエレガントな雰囲気を好む人にぴったりです。
モノグラムと緩やかなアーチを描く形状が、落ち着いたルイ・ヴィトンの魅力を日常に添える定番の一つです。
ルイ・ヴィトンの孫であるガストン-ルイ・ヴィトンが、とあるシャンパン製造業者から5本のシャンパンボトルを持ち運びできるスタイリッシュなバッグを依頼されたことがきっかけで誕生した『ノエ』。
収納力がありながら洗練されたモノグラムで、カジュアルになりすぎないのがノエの特徴です。
ガストンの精神はモノグラムで現代的にアップデートされ、現在も愛される定番バッグです。
『クロワッサン』は、フランス語で「三日月」を意味します。
その名のとおり、モノグラムのキャンバスを三日月型にトリミングしたバッグです。
調整可能なストラップでロングショルダーとして使用したり、クロスボディバッグとしても使えたりする万能なアイテム。
モノグラムの洗練された雰囲気はそのままに、普段のおでかけにもきちんとした場にも活躍してくれる有能なバッグです。
一見コンサバティブな見た目の『サックプラ』は、1968年に発表されたサック・プラをよりファッショナブルで、小ぶりなサイズに再解釈したもの。
シックなデザインとモノグラムの落ち着きがあるため、スタイリッシュです。
加えて、小ぶりのサイズとストラップが使用場面を格段に広げてくれる、定番ながら使い勝手のいいアイテムだといえます。
バックパックながらモノグラムと上質な素材によって、現代的なシティバッグに姿を変えた『パームスプリングス バックパック』。
「両手は空けたいけれど、シックなスタイル感は保ちたい。」
そんな現代を生きるアクティブな“旅人”にフィットする、ルイ・ヴィトンの魅力的なモノグラムの定番の一つです。
『エリプス』の特徴的なフォルムとモノグラムは、一度見たら忘れられない印象を残します。
名前は知らないけれど見たことはある、という人も多いのではないでしょうか。
ハンドバッグとしてエレガントで洗練された雰囲気を保ちつつ、ストラップでショルダーやクロスボディキャリーとしても活用できる万能なバッグ。
収納力もあり、旅行用トランクとしてスタートしたブランドの信頼を裏切りません。
定番としても名高いエリプスは、ルイ・ヴィトンのアーカイヴに残る稀少なモデルから着想を得ています。
時を超えて、現代のスタイルにフィットするバッグシリーズです。
今回取り上げたモノグラムの定番バッグは、ルイ・ヴィトンの歴史を引き継ぎつつ現代的にアップデートが重ねられ、より機能性を増しています。
モノグラムというルイ・ヴィトンの象徴的なデザイン、製品とともに引き継がれてきたブランドの歴史、そして高品質な素材。
これらは一過性のトレンドとして終わらず、時代を超えて人々を魅了し続けています。
その結果、もともと高価格帯であることも手伝ってモノグラムの定番バッグは中古市場でも人気です。
高品質な素材で作りもしっかりしているため、中古品を購入した後も長く愛用できる点も人気の理由の一つといえるでしょう。
またリセールバリュー(取得したものを再び売却した時の価値、資産価値)が高く、手放すことになってもまた売れるという点も人気を支えている一端です。
ルイ・ヴィトンの歴史と現代のエッセンスを兼ね備えたモノグラムの定番バッグは、古くて新しい魅力を持つ洗練されたアイテムです。
以上の理由から、モノグラムは中古でも人気があるのだといえます。
今回は、ルイ・ヴィトンモノグラムの定番バッグを中心にご紹介してきました。
ルイ・ヴィトンのモノグラムを載せた定番バッグのラインは、時代を超えて再解釈が加えられたり、古いアーカイブから着想を得ていたりするものもあります。
そのため、一つ一つのモデルに歴史が感じられるんですね。
普遍的でありながら、現代のエッセンスが加えられたバッグの数々。
ヴィジュアル・機能性ともに洗練されていて、今も多くの人々の心を掴んでいることにも納得がいきますね。
そんな背景もあり、中古市場でもモノグラムの定番バッグはとても人気が高い商品です。
価値の衰えないルイ・ヴィトンのモノグラムは、「買っても損はしない」そう思える逸品ばかりです。
今回の記事を参考に、ぜひモノグラムを手に取ってみてください。