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2024.09.06
目次
グッチは世界的な人気を誇るハイブランドであるがゆえに、偽物が世界中で出回っています。
グッチの偽物は一目でわかるものから、触ってみても本物のようなクオリティのものまでさまざま。
そのため、偽物を見抜くには一定の真贋力(しんがんりょく)が必要です。
そういうわけで今回は、グッチの偽物を見分けるときに役立つ9つのチェックポイントを解説します。
グッチの中でも特にコピー品が多いアイテムもご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
世界中で人気なグッチの商品は、偽物が国内外問わず幅広く流通しています。
中国や韓国を含む一部のアジア諸国では、グッチの偽物が露天や地下の商店街で堂々と売られていることも珍しくありません。
グッチのコピー商品のクオリティはまばらであり、知らずに購入したり転売したりしてしまうと法律違反になる可能性もあるため気をつけましょう。
そういうわけでここからは、偽物の購入・販売における法的リスクや、回避のためのポイントを解説します。
グッチを含むハイブランドの偽物の商品は、購入行為そのものが違法になることも。
偽物だとわかっていて海外から輸入する行為は「関税法違反」、また転売を目的とした購入は「詐欺罪」にあたるため注意が必要です。
個人での使用に留める場合は罪にならないケースが多いものの、思わぬトラブルに巻き込まれないためにも本物の見抜き方を知っておきましょう。
グッチの偽物の中には、素人にとって見分けがつかないほどクオリティが高いものもあります。
グッチの偽物を見分けられるようになるには、本物を見る機会を増やすしかありません。
本物のグッチ商品を見る機会を増やすことで、偽物の商品を手に取ったときどことなく違和感を感じるようになります。
次からご紹介する「グッチの偽物を見分けるためのチェックポイント」を確認しつつ、本物のクオリティを肌で感じられるようになりましょう。
グッチの偽物を見分けるチェックポイントは、以下9つです。
「偽物かも?」と思ったら、必ず上記9つの箇所を確認してみてください。
確認した際に本物かどうか見分けられるよう、ここからはそれぞれのチェックポイントを具体的に解説していきます。
グッチのブランドロゴは、二重の「G」が特徴的です。
クオリティの低いコピー商品の場合、そもそも「G」ではなく「C」や「D」が混ざっているケースも少なくありません。
そして正規品のブランドロゴにおける「U」は右側が細く、左側が太いといった特徴があります。
Uの左右の太さが均等であったり、文字の右側より左側が太かったりする場合、コピー商品を疑うべきです。
ロゴの形にも違和感がないかチェックしたうえで、色合いの鮮やかさや刻印も本物と見比べましょう。
グッチの商品におけるシリアルナンバーや型番に使用される数字は、一貫したスタイルとサイズで刻印されています。
なかでも数字の「2、3」の書き始めの部分と、「3、5」における書き終わり部分は丸みを帯びているのが特徴です。
数字の羅列に関しても正規品は1文字ずつ位置が上下しており、周りのスペースも若干不揃いでまっすぐに並んでいません。
数字のフォントが角ばっていたり、綺麗にまっすぐ並んでいたりする場合は偽物の可能性が高いです。
グッチの正規品には、商品一つひとつに唯一無二のシリアルナンバーが付いています。
シリアルナンバーは製品ごとに固有のものであり、決まったフォーマットで表示されているのが特徴です。
もしシリアルナンバーが不鮮明であったり、誤ったフォーマットで表示されたりしている場合は偽物の可能性が高いです。
シリアルナンバーはグッチの公式サイトで確認できるので、怪しいと感じたら念のためチェックする習慣を付けましょう。
グッチのキャンバスの生地アイテムにおける縫製部分は、緯糸(よこいと)1本に対して経糸が6本と原則決められています。
緯糸と縦糸の数が足りない、または多すぎる場合、一目で偽物と判断できます。
たとえ糸の数が同じでも、縫製が雑だったり一目でわかるほど縫い目が不均等になっていたりする場合は偽物の可能性が高いです。
使用されている糸の質や色も確認し、本物との差異はないか見比べてみてください。
グッチの正規品におけるタグには「GUCCI」というブランド名の下に「made in Italy」と書かれた刻印があります。
注目すべきポイントは、「GUCCI」の部分が全て大文字であるのに対し「made in Italy」は全て小文字の表記だということ。
「made in Italy」の部分が大文字で書かれている場合、偽物確定となるので必ずチェックしておきましょう。
刻印の字の潰れ具合や字体についても、本物と見比べる習慣が大切です。
グッチの正規品に使用されているファスナーには、全ての箇所に以下3ついずれかの刻印が入っています。
ファスナーの刻印が統一されていなかったり、上記どれにも当てはまらない刻印が入っていたりする場合、コピー商品の可能性が高いです。
刻印がない場合や、プラスチックで覆われて文字が確認できない場合も偽物を疑うようにしましょう。
グッチの正規品における金具の体が触れる部分は、装着時に痛みがないよう丸型に加工されています。
金具と聞くと刻印や色合いを思い浮かべる人が多いものの、偽物を見分けるためには形状もチェックしなければなりません。
金具の形状が全体的に角ばっていたり、安っぽい作りになっていたりする場合は偽物を疑うようにしましょう。
グッチの一部の製品には、1〜0の数字が記載された「コントロールカード」が付属されています。
コントロールカードは商品の「検品済み」を証明するもので、「0」の字体の右下に小さく切り込みが入っているのが特徴です。
コントロールカード自体が偽物の場合や、本物のコントロールカードと偽物の商品の組み合わせで売られていることも。
そのため、コントロールカードのみで偽物かどうかを判断しないようにしましょう。
グッチの正規品の刻印は、バッグは基本2列、財布やベルトなどのアイテムは基本1列となっています。
偽物の場合、バッグの型番が一列に記入されていたり、数字の大きさや字体に違和感があったりするケースが多いです。
そのため型番検索をするときは、数字の妥当性に加えて表記内容もチェックしましょう。
グッチの中でも特にコピー品が多いのは、以下4つのアイテムです。
どのような点がコピーしやすいのか、なぜ偽物が多いのかについてお話しするのでぜひチェックしてみてください。
PVC素材は「ポリ塩化ビニール樹脂」を指し、耐久性や防汚性に優れています。
皮革より安価で入手しやすい素材であることから、コピー品を製造しやすいんです。
PVC素材を使用しているアイテムの本物を見分けるためには、タグやシリアルナンバーなど、表から見えない箇所をチェックする必要があります。
グッチのGGキャンバス素材とシェリーラインの組み合わせアイテムは、人気が高いことから偽物が多く出回っています。
シェリーラインとは「緑・赤・緑」、または「青・赤」などの配色の3本のストライプを指し、別名「ウェブライン」や「リボンライン」とも呼ばれています。
偽物は、このシェリーラインの配色が異なっていたり本物に使われていない色が混ざっていたりするんです。
また、本物のGGキャンバスならではの特徴である糸の太さや縫い方などは、ルーペで確認しなければならないほど細かい部分です。
パッと見で判断しづらいのをいいことに、偽物が横行しているためくれぐれも注意しましょう。
バンブーバッグは、その名の通り持ち手部分が「竹」でできているバッグです。
竹が1本ずつ異なる形状であることから、すべて1点モノなんですね。
そのような竹の性質を悪用したり、バンブーバッグが人気であることに便乗したりしてコピー品が横行しています。
バンブーの部分だけを見て、本物と偽物を区別するのは難しいでしょう。
バンブーバッグの本物を見分けるためには、刻印やブランドロゴ、ファスナーなど竹製部分以外の箇所を重点的にチェックすることをおすすめします。
ロゴTシャツは、グッチのアイテムの中で最もコピー品が出回っているものと言っても過言ではありません。
コピー品の精度にもバラつきがあり、見た目だけでは偽物と全く区別できないほどクオリティが高いものまで存在します。
偽物の購入を避けるために、正規品を一枚購入して着心地を肌で感じておくのもひとつのアイデアです。
グッチのコピー品を誤って購入しないために、以下3つのポイントを意識しておく必要があります。
万が一偽物を購入した場合、後から気づいて業者に問い合わせても返品どころか連絡がつかなくなるケースも。
そんな思わぬトラブルに巻き込まれないよう、コピー品の購入リスクを下げるためのポイントをしっかり押さえておきましょう!
グッチの商品を買いたいとき、フリーマーケットやオークションでの購入は極力避けましょう。
たとえ日本国内であっても、フリーマーケットやオークションではどこの誰が何を出品しているかわかりません。
グッチの中古品購入の際は、信頼と実績のある販売店へ足を運ぶのがおすすめです。
エコプラスには経験豊富な鑑定士が常駐していますので、安心してお買い物を楽しんでいただけます。
ぜひお店を覗いてみてくださいね!
オンラインショッピングサイトでグッチの商品を購入する場合、事前に検品を行っていることが確認できるサービスを選びましょう。
海外のサイトの場合、たとえ商品ページに「検品済み」と書かれていても本物確定とは言い切れません。
商品の検品についての情報をチェックし、具体的なフローや検査機関が明記されているオンラインショッピングサイトを選ぶのがおすすめです。
グッチの正規品を確実に手に入れたい人は、信頼性の高いショップを選びましょう。
正規店での購入がベストではあるものの、より安く商品を手に入れたい人はブランド側が販売しているアウトレットの活用もおすすめ。
気になるショップの信頼性を知りたい人は、スタッフへの質問を通してグッチ商品の取り扱いや検品フローをチェックしてみてください。
今回は、グッチの偽物を見分けるためのポイントやコピー品購入を防ぐためのコツを解説しました。
世界中で人気の高いグッチは、偽物の商品が数多く出回っているのが現状です。
グッチの正規品を見分けるコツを知っておくことで、偽物を購入してしまったり、知らぬまま使い続けてしまったりするリスクを回避できます。
本物を見分けるための真贋力を身につけるには、日頃から正規品に触れたり、使ったりする習慣をつけるのが一番。
グッチの正規品を普段から使うことで、偽物を手に取って比較したとき違和感に気づけるようになるはずです!