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2025.03.25
目次
世界的なブランドとして知られる「クリスチャン ルブタン」。
日本でも愛用者が多いものの、具体的にどんなブランドなのか知らない人もいるのではないでしょうか。
など、知りたいことが多いはず。
そこで今回は、クリスチャン ルブタンについて詳しくお伝えしていきます。
ブランドの特徴や人気のアイテムも紹介するので、ぜひ参考にしてみてください!
ここでは、クリスチャン ルブタンの歴史を以下の項目に沿ってご紹介していきます。
ルブタンの生い立ちからブランドが成長するまでの興味深いストーリーを、ぜひチェックしてみてください!
クリスチャン ルブタンは、1964年にフランスのパリで生まれました。
彼が小さいころからレディースファッションに興味があったと言われているのは、3人の姉妹に囲まれて育った影響があるのかもしれません。
10代の頃は、学校のノートに靴の絵ばかりを描いて時間を過ごしていたほど、ファッションに夢中になっていました。
この靴のスケッチは、後にルブタンのデザイナーとしての武器になります。
そして16歳のとき、パリで有名なミュージックホール「フォリー・ベルジェール」でインターンシップを始め、独学で靴作りを学んだあとダンサーの靴のデザインをするようになるんです。
1982年18歳のルブタンは、シャルル・ジョルダンのもとに弟子入りします。
シャルル・ジョルダンは当時、クリスチャン・ディオールで靴製作をしていた人物で、ルブタンはここでさらに腕を上げていくんですね。
こうしてフリーランスのインターンシップを経験したルブタンは、ついにブティックをオープンすることになります。
パリで最も有名なアトリエを去ったルブタンは1991年、同じくパリで『クリスチャン・ルブタン』という自分の名前を冠したブティックを設立しました。
最初の顧客は、モナコ王国のカロリーヌ妃。
当時のジャーナリストが、クリスチャン・ルブタンに称賛コメントを残したカロリーヌ妃をメディアで取り上げたことで、多くの人にその名を広めたんです。
これがきっかけで、クリスチャン・ルブタンが世界中に知れ渡ることになりました。
顧客となったセレブはカロリーヌ妃だけではなく、マドンナやダイアン・フォン・ファステンバーグなどの名だたるクライアントが続きます。
そして1993年、ルブタンの象徴となる「レッドソール」が誕生。
ここからクリスチャン ルブタンが世界的に有名になるまで、さほど時間はかかりませんでした。
クリスチャン ルブタンは、高級ブランドになるための戦略を考え行動に移しました。
それは、「独自のアイデンティティ生み出したこと」と「多様な商品展開を行ったこと」。
まず「独自のアイデンティティ」とはレッドソールのことで、ルブタンの靴の目印となり、他のブランドとの差別化を図りました。
赤い靴底が女性の美しさやセクシーさを引き出し、多くのファンを獲得していったんですね。
次にルブタンは靴だけでなく、以下に挙げるようにさまざまな商品展開を行いました。
これらはルブタンのブランドイメージに合うよう、高品質かつ洗練されたデザインになっています。
靴からスタートしたルブタンは、やがてライフスタイル全体を提案するブランドとして市場を拡大していったんですね。
こうしたルブタンの戦略が功を奏し、世界中の有名女優やセレブから愛されるラグジュアリーブランドへと成長しました。
彼のブランド戦略は独創的で斬新であることから、時代の最先端を行く攻めの姿勢も持ち合わせているんです。
クリスチャン ルブタンには、どのような特徴があるのでしょうか。
ここでは、以下について取り上げていきます。
ひとつずつ詳しくお伝えするので、ルブタンについての知識をさらに深めていきましょう!
クリスチャン ルブタンの最大の特徴は「レッドソール」です。
ルブタンが、できあがったばかりの靴のソールに、赤色のマニキュアを塗ってみたことから生まれた偶然の産物だったんですね。
ちなみにクリスチャン ルブタンは、女性の足を美しく見せるためにヒールが高い靴がメインとなっています。
とはいえ、レッドソールは女性の魅力を引き立てるアクセントであるという考えのもと、スニーカーやローファーにも同じように採用されているんです。
またレッドソールはルブタンのブランドのアイデンティティにもなっていて、「レッドソール=クリスチャン ルブタン」という印象を誰もが持っているほど。
それくらい、彼の靴の価値を高める役割を果たしているんです。
レッドソールの魅力は「赤」にあり、情熱やエネルギー、セクシーさを象徴する色として、レディースだけでなくメンズの靴にも取り入れられています。
ルブタンの靴や財布、バッグなどには、スタッズが施されている商品がいくつもあります。
種類やデザインが豊富で、レッドソール同様アイテムを見ればクリスチャン ルブタンだとわかるくらい、存在感とインパクトが大きいんですね。
また形や大きさ、色などが異なるスタッズは、ルブタンのデザイナーが自分の好みやインスピレーションによって選んでいます。
質の高い製品にこだわりつつ、遊び心や創造力もしっかりデザインに反映させているんです。
さらにルブタンのスタッズは、単色だけでなくマルチカラーやグラデーションなどの色彩豊かなものも。
「絶対に誰ともかぶらないアイテムが欲しい」と思っている人は、マルチカラーのスタッズが施された商品がおすすめです。
クリスチャン ルブタンが初のメンズコレクションを発表した2009年以来、メンズアイテムにも力を入れています。
とはいえ、実はルブタンは、それよりもっと前からメンズシューズをデザインしていたんです。
世界的なポップスター、ミカがルブタンにツアー用の靴のデザインを依頼したことがきっかけで、メンズシューズに正式に進出することになりました。
それ以降、やはりレディースの靴と同じように次々とセレブがルブタンの靴を着用するようになり、瞬く間にメンズシューズも人気に。
どのアイテムも攻めた色使いや細やかな作り、大人の男性らしい艶が融合した唯一無二のデザインとなっていて、周りと差別化できるハイブランドを求める人にはピッタリです。
クリスチャン ルブタンは、愛用する有名人が多いのも特徴です。
愛用している有名人の一部を、世界と日本に分けて以下のとおり取り上げるので、参考にしてみてください。
クリスチャン ルブタンを愛用している世界の有名人(敬称略)
クリスチャン ルブタンを愛用している日本人(敬称略)
なかでも浜崎あゆみさんは熱心なコレクターとして知られ、日本のクリスチャン ルブタンの知名度を押し上げたと言ってもいいでしょう。
影響力のある人たちがルブタンを愛用していると、ファンも同じアイテムを欲しくなりますよね。
ここまで、クリスチャン ルブタンの歴史や特徴をお伝えしてきました。
ここからは、クリスチャン ルブタンの人気アイテムを5つ取り上げます。
アイテムの特徴や、人気のポイントなどをお話しするので、ぜひチェックしてみてください。
スーパーモデルのケイト・モスにインスパイアされて誕生した「KATE」シリーズ。
Kateは、クリスチャン ルブタンを代表するポインテッドトゥのパンプスです。
クラシカルなフォルムと、これぞ「タイムレスの象徴」といったシンプルなデザインが、いつの時代にもマッチするシリーズとなっています。
シンプルだからこそレッドソールが際立ち、女性らしい足元を演出してくれるデザインなんです。
そしてKateの特徴は、指の付け根がのぞくほど短くカットされたアッパー(靴の足の甲を覆う部分)だといえます。
ヒールの高さは55~100㎜と幅があり、どれも履きやすく体重がきれいに乗るようにしっかり設計されているんですね。
日常使いからパーティーなどの特別なシーンまで、いつでも活躍してくれる一番人気で定番のアイテムとなっています。
「Pik Boat」は、スリッポンタイプのメンズスニーカーです。
ベースはシンプルですが、表面にはスタッズやスパイクなどの装飾が施されていて、ルブタンらしさが出ています。
また、デザインだけでなく機能性にもこだわっているところもPik Boatの特徴で、履き心地や歩きやすさも抜群。
足にフィットしてソールも軽く、クッション性が高いので長時間歩いても疲れにくいです。
さらにPik Boatはバリエーションも豊富で、色や素材、装飾の種類などさまざまなバージョンから好みのものを選べます。
たとえば黒や白などのベーシックな色から、ピンクやグリーンなどの個性的な色まであったり、素材も革やスエード、キャンバスやデニムが展開されていたり。
同じシリーズでも、色や素材によって全然違う印象になるんですね。
このバリエーションの多さが、Pik Boatの人気をさらに引き上げているといえるでしょう。
「Vieira」は、アイコニックなローカットスニーカーです。
ホワイトのカーフレザーを全体に使用したスポーティーなデザインがベースのスニーカーのほか、ルブタンの象徴であるメタリックのスパイクが施されたものもあります。
どんなファッションにも合うスニーカーを好む人には、シンプルなVieiraがおすすめです。
スパイクが付いていないタイプであれば極めてシンプルなデザインとなっているため、一見ルブタンとわからないかもしれません。
落ち着いたタイムレスな雰囲気かつ、細部にまでこだわった作りが魅力のスニーカーは、さりげないオシャレアイテムとして世代問わず人気となっています。
「GROOVY」にはいくつか種類があり、今回人気アイテムとして紹介するのがメンズの2つ折り長財布です。
洗練されたデザインと機能性を兼ね備えているところが、幅広い世代から人気のあるポイント。
素材にキズの目立ちにくいカーフレザーを使用しており、同系色のCLがさりげなくオシャレです。
赤と黒の組み合わせがルブタンらしく、シンプルながら都会的なデザインとなっているんですね。
財布自体は薄いですがカードスロットが多く、お札や小銭もしっかり入るため機能性を重視する人にもおすすめです。
時代に左右されないデザインなので、革のお手入れをしっかりすれば長く持てるでしょう。
クリスチャン ルブタンのサテンリップスティック「シルキーサテン」は、美意識の高い女性の間で非常に人気のコスメです。
ルブタンを象徴する赤をはじめ、ピンク系やベージュ系も人気で発色が良く、マスクや食事をしても落ちにくいところも、愛用者が多いポイントとなっています。
また、リップ本来の機能性もさることながら、見た目の可愛さやオシャレさに惹かれて買う人も。
思わず「パケ買い」してしまいたくなるリップのデザインも、ルブタンファンとしてはたまらない魅力なんですね。
ちなみにカラー展開は12色と豊富なため、リップに興味がある人は自分に合う色を見つけてみてください。
今回は、「クリスチャン ルブタンはどんなブランドなのか」というテーマを中心にお伝えしました。
幼いころから女性のファッションに興味があったクリスチャン ルブタンは、靴の製作からスタートして今や多様な商品展開を行うブランドにまで成長しています。
女性だけでなく、男性のアイテムにもルブタンの魅力が詰まっていることも紹介しました。
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