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「金の偽物ってどうやって見分けたらいいの?本物との違いは?刻印がなくても見分ける方法も知りたい!」
上品で美しいだけでなく、高価で資産的な価値も持つ「金」。
しかし金の本物と偽物の違いがわからないと大きく損をしたり、恥をかいたりする可能性もあるので、不安になりますよね。
など、金が本物か偽物か見極める方法について、詳しく知っておきたいはずです。
そこで今回は「金の偽物の見分け方」や「刻印なしでも本物か見極める方法」について詳しくお伝えしてきます。
あわせて「金の本物・偽物それぞれの特徴」についても触れていくので、ぜひ参考にしてみてください!
本物の金の特徴としてまず挙げられるのは、純度を示す刻印が記されていることです。
金の刻印の種類には「K24」K22」「K18」「K14」などがあり、「K」はカラットを意味します。
また数字の部分は金の純度を24分率で表したものです。
たとえばK24は24/24が金ということなので、純度100%の「純金」ということです(実際は99.99%を意味します)。
同様の計算方法でK22は金が約92%、K18は75%という意味になるんです。
このような金は銀やアルミニウムなどの他の金属が混ざっているため、「純金」に対して「合金」と言われます。
なお刻印がないからといって必ずしも偽物の金であるとは限りません。
あくまで刻印は金が本物であることを確認する、ひとつの大きな目安として頭に入れておきましょう。
ほかにも本物の金はずっしりと重いことや、磁石にくっつかないといった特徴もあります。
詳しくはのちほど「金の本物と偽物を見分ける方法」のところでお話していくので、参考にしてみてください!
偽物の金には主に以下のような特徴があります。
このように素材や加工方法に大きな違いがあるのが偽物の特徴です。
外観は本物のように見えても、中身がまったく異なっていたり、部分的に違う金属が使われていたりすることもあるので注意しましょう。
以下から、それぞれについて詳しくお話していきます!
偽物の金の特徴として、表面に金メッキを施していることが挙げられます。
実際、金メッキは表面に薄い金の層を塗っているだけなので、中身はまったくの別の素材になっているんです。
たとえば真鍮や銅などの比較的安価な金属に、金を薄くコーティングする方法がよく使われます。
外観は一見本物に近いですが、摩擦や経年劣化で金メッキが剥がれると、見た目を大きく損なうんです。
また金のずっしりした重さを再現できないため、手に持ったときに軽く感じるのも特徴となります。
なお金メッキ製品は装飾品として使われることも多いです。
アクセサリーとしての実用性はあっても、素材としての価値はほとんどないので、注意しましょう。
ちなみに金メッキ製品には「K18GP」といった刻印が施されていることもあります。
紛らわしいですが、「GP」は金メッキを表す記号なので、間違えないようによく確認しておきましょう。
偽物の金の特徴として、金張り加工を行っていることが挙げられます。
金張り加工とは、金メッキより厚い金の層を基盤となる別の金属に貼り付ける加工方法のことです。
金メッキに比べると、金の層が厚いため耐久性は高くなります。
しかし、中身はやはり金以外の素材が使われているので、本物の金とはまったく異なるものです。
また長期間の使用や摩耗によって表面の金の層が擦り減り、中の素材が露出することもあります。
なお金張り加工の製品には「GF」というアルファベットが刻印されるので、知っておきましょう。
以上のよう金張り加工の製品は見た目は金と似ていても、本物とはまったく価値が異なるものなので、くれぐれも注意しましょう。
パーツに金以外の素材が使われていることも、偽物の金製品の特徴として挙げられます。
たとえばネックレスであれば、チェーン部分だけが金で出来ており、留め具などの細かいパーツに真鍮などの別の金属が使われているなど。
細かいパーツに金以外の素材が紛れ込んでいるため、購入する側も見落としがちです。
とくにゴールド製のジュエリーなどに多く見られる方法なので、購入の際はよく確認しましょう。
またこうした製品にはさもすべてが金で出来ているかのように、刻印が刻まれているケースもあります。
刻印があるからといって安心せず、細かいパーツも含めてすべて金素材なのかをしっかりチェックしてみてください。
偽物の金の特徴として、刻印を偽造しているケースも挙げられます。
たとえば「K18」「K24」などの本物とそっくりな刻印が施されていながら、実際は金の純度がずっと低いということもあるんです。
素人が見抜くのはむずかしいところですが、少しでも違和感があったら購入をやめるか、専門家の査定を受けることをオススメします。
具体的には以下のような特徴があったら要注意。
・「18K」とKが数字の後ろに付いている
・刻印の位置や字体に不自然な感じがある
・金の純度のわりに持つと軽い
・全体的に作りが粗悪な感じがする
・細かい部分が雑に仕上がっている
こういった特徴に加えて、のちほどお伝えする「偽物の金の見分け方」の項も参考にするといいでしょう。
刻印の偽造は悪質ですが、見抜くのがむずかしいところでもあるので、慎重に確認することが大切です。
ここでは金の本物と偽物の見分け方として、以下の7つの方法をご紹介していきます。
このようなあらゆる面からチェックを行うことで、真贋判定の精度を高められます。
ただし金の真贋判定は素人にはむずかしく、間違えてしまうリスクもあるので、心配な方はプロの査定士に鑑定してもらうのがオススメです。
以下から、それぞれの見分け方を詳しくご紹介していきます!
金の本物と偽物の見分け方として、刻印の有無や内容を確認することが挙げられます。
すでにお伝えしたように金の刻印の種類には「K24」K22」「K18」「K14」などがあるんです。
このような刻印が無いものは偽物の可能性があるので要注意。
なお海外製品の場合は数字が1000分率で記されていることもあり、その場合は「750」や「585」などと表されます。
またホワイトゴールドやピンクゴールドなどは、「K18WG」や「K14PG」などと表記されるので知っておきましょう。
ただし「K18GP」「K18GF」といった刻印は金メッキや金張り加工を表すので、くれぐれも注意してください。
刻印が偽造されるケースもあるため、一概には判断できませんが、最低限の知識として抑えておきましょう。
金の本物と偽物を見分けるためには、金の色合いをチェックすることも大切です。
本物の純金はやや赤みを帯びた黄色い色合いを持っており、艶やかで上品な輝きを放っています。
そして純度が下がるにつれて、赤みが薄れて明るい黄色になっていく傾向があるんです。
K10くらいの純度になると、配合されている金属の影響で輝きが鈍くなってくる傾向があります。
また金メッキや金張り製品では、輝きが不自然に強く見えたり、表面が摩耗して下地の金属の色が見えたりすることもあるんです。
ただし色合いは個人の主観にも左右されるため、決定打にはなりにくいでしょう。
金の色合いは参考程度にチェックしつつ、ほかの方法も併用して行うことをオススメします。
金の本物と偽物の見分け方として、磁石に反応するか確認することも挙げられます。
本物の金は非磁性金属のため、磁石にはまったく反応しません。
一方で鉄やニッケルなど磁性をもつ金属が混ざっている偽物は、磁石にくっついたり引き寄せられることがあります。
もし磁石に近づけたときに反応があるようであれば、偽物の可能性が高いです。
ただし銀や錫などの非磁性の金属に金メッキを施している場合は、磁石に反応しないこともあるので要注意。
磁石を使ったチェックは、あくまで複数の見分け方の中のひとつとして活用しましょう。
金の本物と偽物の見分ける際は、手に持ったときの温度変化を確かめるのも方法です。
金は熱伝導率が高いため、手に触れてしばらくすると体温が伝わって、ひんやりとした感触が消えていきます。
一方で金以外の素材が使われている場合は、熱の伝わり方が遅いため、長く冷たさを感じる傾向があるんです。
この方法は製品を手に持つだけで確認できるので、見た目では分からないときや、サッとチェックしたいときなどに有効です。
ただし触感はあくまで主観的なものであり、室温や手の温度、体調などによっても変わってきます。
温度変化での確認も、あくまで他の手段との併用を基本としましょう。
金の本物と偽物の見分け方として、水に沈めて重さを割り出すことも挙げられます。
本物の金は非常に重いため、水に沈めると素早く沈み、手に持ってもずっしりとした重量感があるんです。
一方で偽物は軽量な素材が使われていることが多いため、手に持っても軽かったり、沈むスピードが遅かったりします。
またより厳密に確認するために、以下の手順で比重を割り出すのもひとつの方法です。
なお金の比重はおおよそ次のとおりなので、上記の手順で算出された数値と比べてみてください。
・K24:19.4
・K22:17.8
・K18:15.4
・K14:13.6
※参考:ジュエリークラフト
ただしこの方法は中が空洞になっていたり、宝石などが付いていたりするアイテムには使えないので注意しましょう。
また金と同じ比重の金属が使われている製品など、この方法では見抜けないケースもあります。
重さや比重もあくまで目安にすぎないため、ほかの手段の補助として用いるのがオススメです。
金の本物と偽物の見分け方として、試金石に擦りつけることも挙げられます。
試金石とは金属をこすりつけることで、色や感触、硬さなどをチェックして、真贋を判定する道具です。
金メッキなどであれば、試金石を使うことで瞬時に見極めることが可能です。
ただし金製品が少なからず傷ついてしまうため、大切にしたいアイテムには使えない方法となります。
また表面に分厚い金加工などが施されていた場合には、偽物と見抜けないこともあるんです。
試金石を使った検査は手軽ですが、上記のようなデメリットもあるので、慎重に検討しましょう!
金の本物と偽物の見分け方として、プロの査定士に鑑定してもらうことも挙げられます。
言うまでもありませんが、プロの査定士に鑑定してもらうことが、もっとも確実で安心できる見分け方です。
専門知識を持ったプロの鑑定士は金の刻印はもちろん、比重や光沢、試金石による検査などの複数の手法を組み合わせて判定を行います。
また金の相場や市場の状況にも精通しているため、高値での売却や資産運用を考えている場合にも適切なアドバイスが得られるでしょう。
以上のことから真贋判定に少しでも不安がある場合は、無理に自分だけで判断せず、プロの査定を活用するのがおすすめです。
金の売買は信頼できる専門店の利用がおすすめです。
なぜなら金製品の売買の際は、偽物と間違えて買ってしまったり、相場より安く売ってしまったりといったリスクがあるから。
実際今回お伝えしたような方法を使って、自分で金の真贋を見極めることには、失敗するリスクも伴います。
一方で正確な鑑定を行ってくれる信頼できるお店であれば、相場の価格に基づいた公平な価格提示をしてくれるので安心感も大きいです。
またお店によっては購入後のアフターサポートなどを行っているところもあるので、より安心して購入できるでしょう。
以上のように金の売買においては、信頼できる専門店選びも重要なポイントであることを知っておきましょう。
ちなみにエコプラスでは貴金属の売買を承っており、現在金の高価買取も実施中です。
近年は円安の影響で金の買取価格が上昇傾向にあるので、売却を検討している方はぜひ一度公式サイトをチェックしてみてください!
そこで今回は「金の偽物の見分け方」や「刻印なしでも本物か見極める方法」について詳しくお伝えしました。
金の本物と偽物の見分け方は、以下の7つです。
・刻印の有無や内容を確認する
・金の色合いをチェックする
・磁石に反応するか確認する
・手に持ったときの温度変化を確かめる
・水に沈めて重さを割り出す
・試金石に擦りつける
・プロの査定士に鑑定してもらう
このようなあらゆる面からチェックを行うことで、真贋判定の精度を高められます。
ただし金の真贋判定は素人にはむずかしく、間違えてしまうリスクもあるので、心配な方はプロの査定士に鑑定してもらうのがオススメです。
また金の売買においては、信頼できる専門業者を利用するのもポイント。
エコプラスでは現在金の高価買取を実施しているので、興味のある方はぜひ一度公式サイトをチェックしてみてください!
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