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エポスの定番モデルは?特徴と選び方、オススメ時計を紹介します

2023.06.30

「エポスの時計が気になるけどどれを選べば良いのかわからない」という方も多くいるかと思います。

エポスは、1925年にスイスのジュウ渓谷で設立した時計ブランド。

1983年からは機械式時計のみの製造にこだわっており、時計好きはもちろんメカ好きからも人気の高いブランドです。

今回はそんなエポスの特徴や強みを、定番モデルやオススメの型番とともに紹介します。

エポスの型番についても紹介しているため「エポスについてより詳しく知りたい」という方もぜひ参考にしてみてください。

エポスの特徴と強みについて

エポスの特徴は、1983年から一貫して機械式時計にこだわって時計作りを続けていること。

1983年はクォーツ時計が登場し、時計業界全体が機械式時計からクォーツ時計へと移っていた時代です。

現在では機械式時計は改めて評価され、その人気は再燃していますが、当時はクォーツ時計へと軸を変える時計ブランドが多くありました。

そんな中でも、エポスは機械式時計への魅力を信じて機械式時計のみ作り続けている稀有なブランドです。

2004年には、ヘプドマス社製のムーブメントを搭載した時計で、ヨーロッパでもっとも権威のある「UHREN」で金賞に輝いています。

その時計作りの精神は、フルスケルトンウォッチや夜空をイメージしたナイトスカイなど、ユニークな時計作りに受け継がれています。

エポスの強みは、高度な機械式時計をリーズナブルな価格で提供している点です。

スイスの職人のよって作られた機械式時計は通常では30万円~100万円近くすることも珍しくありません。

そんな中でも、エポスはベーシックコレクションは10万円以下で提供しており、トゥールビヨンやミニッツリピーターなど複雑機構を搭載した時計でも、手の届く価格で販売しています。

コストパフォーマンスに優れた時計作りの秘密は、ETAやユニタスなど名門ムーブメント会社から、ムーブメントを仕入れ自社で独自のチューニングや機能追加して販売する製造体制にあります。

ムーブメントを一から開発すると、莫大な費用がかかりますが、精巧なムーブメントを仕入れ自社仕様にあわせることで、コストパフォーマンスに優れた時計を販売することができます。

エポスは時計愛好家はもちろん、初めて本格機械式時計を持ちたい方にオススメのブランドです。また、通常手の届かない価格の複雑機構時計を楽しめるのも大きな魅力です。

エポスの定番なモデルの特徴とオススメな型番(品番)1選

エポスの定番モデルの特徴と、オススメの型番(品番)を紹介します。

オリジナーレの特徴とオススメな型番(品番)

オリジナーレはエポスのなかで、最もスタンダードなモデルです。

シンプルなデザインの3437シリーズから、スケルトンが特徴的な3500kシリーズ、レトログラードを搭載した個性的な3431シリーズなど、さまざまな種類の時計がラインナップされています。

エポスオリジナーレのオススメ型番(品番)は、3387BLMです。シンプルなデザインとケースサイズ39mmというちょうどいいサイズ感が特徴の時計です。

厚さ8mmと装着感に優れているのもポイント。

スタイリッシュな針やバーインデックス、外周にアラビア数字のメモリを配した文字盤は視認性に優れています。3時位置には日付表示を備えており、実用性も抜群です。

洗練されたデザインのため、オンオフ問わず活躍してくれる時計です。また、ケースバックはシースルーになっているため内部の自動巻ムーブメントを覗くことができます。

ナイトスカイの特徴とオススメな型番(品番)

ナイトスカイの特徴は、ムーンフェイズとトリプルカレンダーを搭載している点です。

星空をモチーフにした個性的なデザインで、月・曜日表示を流れ星のように文字盤に配しているのもポイントです。実用に優れた機能を、独自のブルー文字盤に映えるデザインに仕上げています。

ナイトスカイのオススメの型番(品番)は、3391BLです。ネイビーブルーの文字盤に満点の星空を描いたデザインは、誰とも被らない個性的で目を引くデザインです。

月と曜日表示の小窓と外周の日付を一ヶ月かけて回る三日月型のポインターは、本来の機能だけでなく目で見ても楽しめます。

41mmのサイズに、ブラックレザーが品よくマッチしており、スーツやジャケットスタイルにぴったりの時計です。

【メンズ向け】エポスの定番モデル3選

エポスのメンズ向けの定番モデルを3つ紹介します。

1つ目は、スポーティブです。

スポーティブシリーズは、エポスのスポーツウォッチを担うライン。他のモデルと比べてがっしりとした印象のデザインが特徴です。

スタンダードな3針モデルからスケルトンまで幅広いラインナップがありますが、なかでもダイバーズの3441シリーズは高機能かつコストパフォーマンスに優れています。

500m防水にセラミック製の逆回転防止ベゼル、ヘリウムガス自動排出バブルなど、プロダイバー仕様でありながら定価は13万8240円と高いコストパフォーマンスを実現しています。

2つ目は、パッションです。

スケルトンやデイデイト、オープンハートなど、実用的に優れながらも、少し個性的なデザインが特徴です。エポスの中でもより機械式時計を楽しめる仕上がりになっています。

なかでもオープンハートは、文字盤の一部が切り抜かれており、内部のムーブメントを覗くことができます。ケースバックがスケルトンの時計は多いですが、時刻と一緒にムーブメントの動きを確認できるのは、オープンハートならではと言えます。

メカ好きの方に人気のモデルです。

3つ目は、ソフィスティック。

クラシックに仕上げられたこのモデルは、スーツスタイルに合わせやすいデザインです。

文字盤の両面がスケルトンになっていて、内部のムーブメントを堪能できるスケルトンシリーズや文字盤の一部が切り抜かれているオープンハートなどこちらもラインナップが豊富です。

【レディース向け】エポスの定番モデル3選

エポスのレディース向け定番モデルを3つ紹介します。

1つ目は、ラウンドです。名前の通りシンプルなラウンド型の時計でありながら、オープンハートやダイヤをあしらった時計など、腕元を華やかに飾るラインナップを取り揃えています。

また、貝殻(シェル)素材の文字盤など、華美になりすぎず、エレガントに腕を彩る工夫がされています。

2つ目は、ナイトスカイです。エポスの人気シリーズのレディースサイズで、メンズと合わせてペアウォッチとしても楽しめます。

レディース向けはクォーツ時計というブランドが多い中、エポスはレディースウォッチもすべて機械式時計というところが嬉しいポイントです。

3つ目は、エモーションです。ラウンドよりも、エレガンスさを押し出したデザインが特徴で、ゴールド色のケースやスケルトンなど個性的で華やかな印象の時計がラインナップされています。

個性的ながらも、上品な印象のある時計が好きな方にオススメです。

エポスの型番(品番)の見方について

エポスの腕時計は、ケースバック部分がスケルトンになっていて内部のムーブメントが見られるようになっています。そしてそのシースルーバックの周辺部分に4桁の刻印がされていることがあります。それはエポスのブランド内でのモデルや種類、カラーを識別するための型番(品番)です。

また、手持ちの時計に型番が刻印されていない場合は、購入時の保証書を確認すると良いでしょう。

すでにエポスの時計を持っている方でも型番(品番)を知っていれば、時計修理や中古で売る際に料金の把握がしやすいため、手持ちの時計の型番(品番)は知っておいたほうが良いでしょう。

エポスの型番(品番)は主に男性向けが3300~3400番台、女性向けが4300~4400番台という大きな区分けが存在しますが、古いモデルなどはこれに限りません。

エポスの時計がほしいという方は、気になる時計を見つけたら、その時計の型番(品番)をメモしておくのが良いでしょう。

まとめ

エポスの特徴や強み、定番モデルやオススメの型番などを中心に解説してきました。

この他にも、高級腕時計についてはまだまだ知っておきたいことがたくさんあります。

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