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ゼニス(腕時計)モデルの選び方や定番の型番について紹介します

2022.02.27

ロレックスやオメガの腕時計と言えば、高級腕時計の入門編としても人気です。

デビューの1本がこの2ブランドのどちらか、という方も多いでしょう。

こうした超メジャーメーカーではなく、「ツウ好みの一本」を求める人におすすめしたいのがゼニスの腕時計です。

英語で「天頂」を意味するゼニスの特徴と強みについて解説します。

ゼニスの特徴

創業は1865年にさかのぼるゼニス。時計職人のジョルジュ・ファーブル=ジャコにより設立された、スイスの老舗時計メーカーとして知られています。

その特徴はなんといっても「マニファクチュール体制」です。

マニファクチュールとはケース外装だけではなく、ムーブメント(時計の内部機械)も自社で生産することを指します。

ゼニスの台頭までは、スイスの時計業界は分業体制が主流でした。そのため時計メーカーとムーブメントメーカーは別々に存在していた時代です。

そんな中で誕生したゼニスは、時計製造工程を効率化。より上質な腕時計の大量生産を実現し、世界中に名を知られることになったのです。

マニファクチュールメーカーの先駆けと言えるでしょう。

ゼニスの強み

ゼニスの強みは、「マニファクチュールによる独自性の高いデザイン」と「高精度ムーブメント」です。

文字盤をくりぬき、内部のムーブメントが見えるようデザインされた「オープンワーク」と呼ばれる仕様は、機械式時計の魅力を堪能できるとして人気です。

このオープンワークをいち早く取り入れた先駆的メーカーがゼニスでした。

こうした独自色の強いデザインは自社一貫の生産体制による産物であり、ゼニスの大きな強みでもあります。

 

さらに名機エル・プリメロに代表される、高精度ムーブメントも忘れてはいけません。

1969年に発表された自動巻クロノグラフムーブメント「エル・プリメロ」は、毎時36000回の高速振動と50時間を超えるパワーリザーブを実現しました。

こうした高精度のムーブメントを搭載したモデルを生産できる技術力の高さも、またゼニスの強みです。

ゼニスの定番なモデルの特徴とオススメな型番(品番)1選

高精度ムーブメントを強みとするゼニスの腕時計は、独創的なデザインもあいまって人とかぶりにくいのが魅力です。

さらにラインナップも幅広いので、モデルによって大きく印象が異なり、自分に合う一本を選ぶ楽しみもあるでしょう。

中でもオススメのモデルと型番は、デファイ エル・プリメロ21の「95.9000.9004/78.R582」です。

特徴やそのほかのオススメモデルについても、下記で詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください。

デファイ エル・プリメロ21の特徴とオススメな型番(品番)

1969年に発表されたエル・プリメロの基本設計を受け継ぎつつも、進化した自動巻きクロノグラフムーブメント「エル・プリメロ9004」。

2017年に登場したこのエル・プリメロ9004を搭載し、発表されたのが「デファイ エル・プリメロ21」です。

秒計測を上回る0.1秒計測ができる新世代クロノグラフであり、現代におけるゼニスの代表的なモデルと言えます。

精度がきわめて高いうえに、時計とクロノグラフ機構のムーブメント機構が分離。そのためクロノグラフと時計を別々に稼働させられるのが特徴です。

さらに大ぶりなチタンケースにもかかわらず、手首になじむ装着感も魅力となっています。

中でもおすすめなのが「95.9000.9004/78.R582」です。

ゼニスお得意のオープンワークが施されたスケルトン仕様なので、エル・プリメロ9004の内部機構を存分に楽しめます。

クロノマスター リバイバル エル・プリメロA384の特徴とオススメな型番(品番)

ゼニスファンから根強い人気を誇るクロノマスターのうち、エル・プリメロ誕生50周年を記念してつくられたモデルが「クロノマスター エル・プリメロ A384 リバイバル(03.A384.400/21.C815)」です。

時計業界に革新をもたらした歴史的モデル「A384」を、リバースエンジニアリングにより再現しています。

ホワイト×ブラックのラッカー仕上げダイヤル、37 mmのファセットスティールケースとオリジナルに忠実な外装。

さらにエル・プリメロ400クロノグラフムーブメントを搭載した、単なる復刻版モデル以上の価値がある逸品です。

パイロット タイプ20 クロノグラフ トンアップの特徴とオススメな型番(品番)

忘れてはならないゼニスの定番シリーズが「パイロット タイプ20」です。

1930~1940年代にゼニスがフランス航空機へ提供していた、コックピットクロックにインスパイアされて誕生したシリーズとなっています。

パイロットウォッチならではの高い視認性と、質実剛健なデザインが魅力。ヴィンテージ感ある雰囲気も人気のひとつです。

 

中でも「パイロット タイプ20 クロノグラフ トンアップ(11.2430.4069/21.C773)」は、エイジング加工ステンレススチール製ケースにエル・プリメロ4069を搭載。

グリーンオイリーヌバックレザーのベルトはラバーで裏打ちされています。

 

45mmのビッグフェイスも存在感たっぷりで、ミリタリー好きにおすすめしたいモデルです。

【メンズ向け】ゼニスの定番モデル3選

ゼニスのメンズ向けモデルのうち、定番とされるのはやはり高精度ムーブメントやオープンワークデザインを楽しめる王道モデルです。

具体的には下記の3つが定番モデルとして認知されています。

  • エル・プリメロ クロノマスター・パワーリザーブ
  • エリート ウルトラシン
  • デファイ クラシック

ここではクロノマスターやエリートコレクションのほか、ゼニスの真髄を表現したデファイシリーズをご紹介します。

エル・プリメロ クロノマスター・パワーリザーブ

「エル・プリメロ クロノマスター・パワーリザーブ」は、エル・プリメロの中でも高い人気を誇るモデルです。

サンレイ仕上げと呼ばれる筋目模様を施した文字盤はオープンワーク仕様になっており、ムーブメントの心臓部をしっかりと視認できます。

エル・プリメロの高性能さと、ゼニスの王道デザインのどちらも堪能できる定番中の定番です。

エリート ウルトラシン

エル・プリメロと並ぶゼニスの旗艦モデルがエリートです。ゼニスの代表的ムーブメント「エリート」を名に持つモデルのうち、定番としておすすめしたいのが「エリートウルトラシン」。

厚さ8.30mmの薄型ケースは、シンプルながらもドレス感たっぷり。スーツと好相性なので、ビジネスマンにも最適です。

ゼニスの中では比較的控えめな価格となっており、入門モデルにも適しています。

デファイ クラシック

「デファイ クラシック」はゼニスのデザイン真骨頂とも言えるオープンワークや、高精度ムーブメントによるタフな機能を堪能できる定番モデルです。

シンプルかつ上品で、なおかつ印象を強く残してくれる存在感を放ちます。ビジネスシーンでも非常に相性が良いです。

セラミックやチタンといった素材を多く採用したケースは、デザインもエッジが効いています。重厚感たっぷりの名品です。

【レディース向け】ゼニスの定番モデル3選

レディースモデルでは宝飾性の高いモデルや、ラグジュアリー感あるものが人気です。具体的には下記3モデルをご紹介します。

  • エリート レディ
  • ベイビースター
  • デファイ ミッドナイト

ドレスラインであるエリートレディシリーズは、薄型で女性の手首にフィットしやすい点から根強い支持を受けています。ダイヤベゼルのものやムーンフェイズも人気です。

上品な可愛らしさ、遊び心ある美しさが魅力のモデルもはずせません。

エリート レディ

ゼニスのドレスラインとして知られる、エリートのレディースモデルが「エリート レディ」です。

ゼニスの主軸ムーブメントのひとつ「エリート」を搭載した薄型モデル。

機能美を存分に味わえるシンプルな文字盤のものから、ムーンフェイズデザインまで幅広い取り扱いがあります。

エリートならではのドレス感を表現した逸品ぞろいです。

ベイビースター

ゼニスの自動巻きレディース腕時計の中で、定番人気を誇るのが「ベイビースター」です。

シンプルながらも女性らしい上品さと可愛らしさが漂うデザインは、多くの人から高い支持を得ています。

星が散りばめられたシースルーバックから、内部機構をのぞけるといった仕様も特徴的。仕様が本格派なのも人気の理由です。

デファイ ミッドナイト

デファイコレクションから登場した初のレディースモデル、「デファイ ミッドナイト」はエリートムーブメントを搭載しています。

36mmの若干大きめフェイスに星空を表現した文字盤が特徴です。

針や文字盤に散りばめられた星は夜光なので、暗闇でも時間が確認できます。また星が浮かび上がる遊び心ある仕上がりは印象的です。

メタルブレスレットも高級感たっぷり。ゼニスのレディースモデルの中では定番と言えるでしょう。

ゼニスの型番(品番)の見方について

ゼニスの腕時計には、どれも長い型番がついています。

15桁の英数字で構成される型番はリファレンスナンバーとも呼ばれ、腕時計の型式を示すものです。

ここでは、ゼニスの型番の例とその見方について解説します。

ゼニスの型番(品番)の例

例えば「クロノマスター エル・プリメロ42ミリ」の「ローズゴールドケース/シルバー×色カウンター/ブラウンアリゲーターストラップ」モデルには、次のようなリファレンスナンバーがついています。

「18.2043.400/69.C494」

本体ケース裏に刻印されているのは、スラッシュより前部分にある9桁の数字です。

スラッシュの後に記されているのは「ケース素材」や「文字盤の色」、「ストラップの素材と色」を示す文字列だと考えられます。

ゼニスの型番(品番)の見方

ゼニスの複数モデルを検証した結果、型番の見方は以下のように推測されます。各部分にア~オの記号をつけて見ていきましょう。

ア18.イ2043.ウ400/エ69.オC494

ア:ケースの素材。18=ローズゴールド、03=(ステンレス)スチール、24=ブラックセラミナイズドアルミニウムといった具合です。

イ:モデルナンバー3桁+ケースサイズや色・素材などの組み合わせを示す1桁。

ウ:ムーブメントのリファレンスナンバー。キャリバーの数字が入る部分と推測され、同じムーブメントを搭載したモデルの場合、この箇所の数字は共通になります。

エ:ダイヤルカラー。「01=シルバー&ブラックカウンター、02=ブラック&シルバーカウンター、76=ブラウン、51=ブルー」といった具合です。多色カウンターに対応するため、パターン別に細かくコードが設定されていると推測できます。

オ:ストラップやブレスレットの色と種類。アルファベットが素材で、3桁の数字が色を指すと考えられます。

このように、型番表記に規則性があるのがゼニスの特徴です。型番の見方を知っておけば、ムーブメントの種類によってモデルが特定しやすくなります。

まとめ

今回は、ゼニス(腕時計)モデルの選び方や定番の型番について解説してきました。

この他にも知っておきたい腕時計に関する知識は、まだまだありますので、ぜひ関連記事も読んでみて下さい。