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2022.10.30
目次
ルイ・ヴィトンは世界でもっとも知られている、と言っても過言ではないファッションブランドです。
実は腕時計界でも、その名は大きく広まっています。
世界的なウォッチメーカーにも劣らないルイ・ヴィトンの時計は、装飾品の域に収まらないエレガントさをまとった高級時計です。
バッグのように至高なものなのか、それとも馴染みやすいものか。気になる人は多いでしょう。
具体的に、魅力溢れるルイ・ヴィトン腕時計の特徴や強みを解説していきます。
腕時計の中で有名なのが「タンブール」というコレクションです。2002年に誕生したタンブールは、フランス語で「太鼓」という意味を表します。
実は16世紀にドイツで作られた「ドラムウォッチ」が由来です。まさに太鼓のような、インパクトの強いケースが特徴的となっています。
ドラムウォッチは主に、旅行者向けに作られました。旅にちなんだアラームや、方位計測機能を搭載しています。
見た目のインパクトはかなり強く、デカ厚時計としても有名です。
ですが裏蓋と時計全体の雰囲気が太鼓形状になっているので、ただのデカ厚時計ではないといえるでしょう。
またラグを持たない独特なエンドピース、強調された文字盤といった時計の「型」を打ち破る工夫もされています。
ルイ・ヴィトンの時計は誕生当初、「キワモノ」という扱いを受けていたこともありました。
しかし世界トップを走るファッションブランドならではのセンスと工夫により、最高級時計へと昇華されています。
ルイ・ヴィトンの強みは、下記2つがあります。
それぞれ知っておくと、ルイ・ヴィトンの凄さがよくわかります。
2000年代に流行ったデカ厚の中でも、タンブールはかなり奇抜な印象でした。ケースのフォルムは、「円柱を切ったかのような寸胴」というインパクトがあります。
加えて裏蓋もふっくらしており、重量感も感じるデザインでしょう。
防水性確保も考え、ケースが厚くなってしまうことはあります。そこでケース構造をサンド方式にしたり、立体的にしたりするのが一般的なブランドです。
しかしルイ・ヴィトンは、シンプルに仕上げています。ケース横に「Louis Vuitton」のロゴを連ねることで、シンプルとインパクトを与えることに成功しました。
現在は多くのデザインもラインナップされていますが、デザインコードは誕生当初から変わっていません。非常に高いクオリティを発揮しています。
その後「ダブル ムーン」が登場しました。太鼓フォルムとは反対に、ケース横を湾曲させてスタイリッシュな印象を作り上げています。
ベルトも革製だけではなく、メタルブレスレットのパターンも高評価です。程よい装着感の中にある美しさは、他社には真似できないといわれています。
ラバーベルトもダミエやモノグラムを使った個体は少なく、ルイ・ヴィトンが全面に出た印象です。
細部までこだわり抜かれたデザインを誇る部分こそ、世界トップを走る所以たるものでしょう。
ルイ・ヴィトンは高い技術を持った時計職人と、強い繋がりを持っています。
つまり時計の性能は抜群にも関わらず、もっとも注目されているのはムーブメントを自社製造していることです。
自社で時計製品を一貫製造することは、高い技術を持つブランドのみ許されてきました。
その手法は「マニュファクチュール」と呼ばれ、世界の時計界に定着されています。
時計界の歴史が浅いルイ・ヴィトンがマニュファクチュールを実現しているのは、非常に稀です。
そしてルイ・ヴィトンが得意としている「コンプリケーション」というのも、多くの方にとって大きな衝撃でした。
コンプリケーションは「複雑機構」という意味で、2針3針に付随して備えられる機構のことです。
もっとも時計メーカーの中で難しいといわれている製造手法であり、ルイ・ヴィトンは難なくこなしています。
非常に壊れやすくなってしまう手法でもあるため、繊細な技術が必要です。
ルイ・ヴィトンは高い技術だけではなく、独自機構の開発をしていることも魅力の一つでしょう。
今ではスピンタイムといえば「ルイ・ヴィトン」と言われているほどです。視覚的にわかりやすく、昼夜判別できます。実用性は抜群といえるでしょう。
圧倒的に高い性能を持っているのは、技術と独自の工夫が備わっていることの証明です。
世界でも先端を走るルイ・ヴィトンは、バッグやアクセサリーの印象が強いでしょう。
しかしいざ時計となると、どのモデルが定番かわからない人もいらっしゃるはずです。
ルイ・ヴィトンの時計選びも失敗したくないという人のために、この項目ではオススメなモデルを紹介していきます。具体的には下記のとおりです。
それぞれ詳しく解説していきます。
タンブールはルイ・ヴィトンの中でも、まさに王道を極める腕時計です。誰もが認めるタンブールから新たに生まれたモデルが「タンブール ムーン」となります。
月の弧を描くような線が新しい形を想像させるでしょう。真横から背中合わせに見える、上弦と下弦の月がより魅力を引き出します。
オススメな型番は「Q8D4OZ」です。文字盤がケース径サイズいっぱいにあり、ダイナミックさが心地よくさせます。
ストラップも道具を使うことなく付け替え可能なため、気分やファッションで合わせられるデザインです。
新シリーズである「タンブール ムーンクロノグラフ」は、今とても大人気となっています。
エスカルコレクションは、ルイ・ヴィトンのトランクを色鮮やかにする世界観から生まれたコレクションです。
宇宙をイメージした腕時計であり、幻想的な表情で着用者を輝かせます。
オススメな型番は「Q5D240」です。24ヶ国のタイムゾーンを表示する機能が搭載されています。
自社のアトリエで製造されており、アーティスティックな見た目が印象的です。
創造性溢れるデザインは、ウォッチメイキング界でも高い評価を得ています。
ルイ・ヴィトンは幅広い年齢層で人気のファッションブランドです。レディースの間では、とくにバッグの印象が強いでしょう。
反対にメンズといえば腕時計、という印象の人も多いのではないでしょうか。
しかし実際、どんな腕時計がメンズに人気かわからない人もいらっしゃるでしょう。
そこでメンズ向けルイ・ヴィトンの定番モデルについて、詳しく解説していきます。具体的な定番モデルは以下のとおりです。
それでは詳しく特徴を解説していきます。
このモデルは、モダンと意外性のあるデザインが融合したモデルです。
さまざまなスタイルに合わせやすいダイバーズウォッチとなっています。
ネイビー、ライトブルー、スカイラインブルーが組み合わさりスマートな印象になりました。
色合いと重厚さがあり、どのシーンでもカジュアルなイメージを作り出します。
このモデルは、カジュアルとスポーティなファッションに最適のモデルです。
文字盤全体の「V」マークが大胆な表現とひねりを加えています。
ブラックやシルバーにネオングリーンを入れることで、よりインパクトを与えるでしょう。
まさにルイ・ヴィトンが誇る「旅」をテーマにしたモデルです。
ユニークなデザインを体現しており、見ているだけでも楽しくなるでしょう。
アクセサリーとしても楽しめ、多彩なカスタマイズも可能です。着用者のライフスタイルに寄り添う、親近感のある腕時計になります。
腕時計は魅力ある女性を引き出すアイテムにもなっています。ルイ・ヴィトンといえばバッグや、キャリーケースといった印象が強いでしょう。
ですが腕時計も、誕生当初から女性に人気を集めています。ここで紹介するレディース向けルイ・ヴィトンの定番モデルは、以下の3選です。
それぞれ特徴を紹介していきます。
「タンブール ストリート ダイバー パシフィックホワイト」は、フェミニンなイメージを強くするパシフィックホワイトモデルです。
昔から続くダイバーズウォッチの機能に、独創的なデザインが組み合わさっています。
カジュアルとスポーティを融合し、どのシーンでも着用しやすいでしょう。
色合い、スタイル、インデックスがモダンさを演出します。
タンブール スリム GM ブラックはモノグラムのパターンに、繊細なダイヤモンドがアクセントになっているモデルです。
ブラックのデザインは、より女性のエレガントさを引き出します。
さまざまなシーンで活躍し、ルイ・ヴィトンの上品さを常に纏った腕時計です。
タンブール ムーン デュアル・タイム MM レッド&ホワイト は、フェミニンでチャーミングな印象を与えるモデルです。
ホームタイムとローカルタイムを正確に視認でき、高い実用性を持っています。
文字盤の表面は凹型になっており、サンレイ加工は繊細な光を生み出すでしょう。
レッドのベルトも女性らしさを引き出しています。
他ブランドと同様に、ルイ・ヴィトンの腕時計にも型番が記されています。
基本的に型番は、アルファベットと数字の組み合わせです。
しかしルイ・ヴィトンは下記3つの呼び方があります。
3つの呼び方に困惑する人もいるでしょう。ですが重要箇所だけ覚えておくと便利です。
主にポイントとして覚えるべきなのが「統合型番」になります。
統合型番は「ケース型番」と「ストラップ型番」を融合させたものと考えるのがわかりやすいです。
例として、下記のように表記されています。
上記のように、ケースとストラップを組み合わせた「QAAA…」(または「QAAAA…」)で始まるものが統合型番です。
基本的に統合型番が時計を判別するための判断基準となるでしょう。
ケースは同じでもストラップの色やデザインが変わることがあります。つまりストラップ交換が可能なものは、ストラップ型番も表記されているという意味です。
ただしストラップはあくまでも、交換可能なアイテムに過ぎません。
モデルによっては、「Q…」で始まるケース型番がそのままモデルの型番として表記されていることもあります。
ケース型番は時計性能を表しているので、ケース型番も重要視しておいたほうが良いでしょう。
つまり統合型番とケース型番は重要ポイントとなるため、しっかりとした確認が必要です。
今回はルイ・ヴィトンの腕時計について、定番モデルの紹介や選び方などを解説してきました。
このほかにも、高級腕時計について知っておきたいことはたくさんあります。
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