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IWCのダイバーズウォッチのおすすめをご紹介します

2024.01.31

インターナショナル・ウォッチ・カンパニー、通称IWCのダイバーズウォッチとして人気のモデルがアクアタイマーです。

IWCといえば、ポルトギーゼやポートフィノ、パイロットウォッチなどが有名ですが、アクアタイマーもそれらのモデルに引けを取らない人気モデルです。アクアタイマーは1967年に登場して以来、他のブランドにはない独自のデザインで人気を集めています。

しかし多数の時計が発表されているため、どの時計を選べば良いのかわからないという方も多いかと思います。

ということで今回は、IWCのダイバーズウォッチであるアクアタイマーの特徴やオススメモデル、型番を紹介します。IWCのダイバーズウォッチの購入を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

IWCのダイバーズウォッチの特徴とこだわりについて

ダイバーズウォッチとは、時計を装着したまま潜水作業を行えるスペックを持った時計のことです。高い防水性はもちろん、逆回転防止ベゼルや飽和潜水機能が搭載されているものもあります。

反対に防水機能がついているからといって、すべてがダイバーズウォッチというわけではありません。日本工業規格(JIS)と国際標準化機構(ISO)規格に基づいた機能が備わっているものがダイバーズウォッチとして認められています。

IWCのダイバーズウォッチの特徴は、ダイバーズウォッチとしての機能はもちろん、セーフダイブ・システム付きベゼルが搭載されている点です。

これは2014年頃に登場したモデルに搭載されたIWC独自の新技術になります。

ロレックスのサブマリーナやオメガのシーマスターなどの多くのダイバーズウォッチは、ベゼルにメモリが振られておりベゼルを回転させることで、潜水時間を測ることができます。

しかしIWCのベゼルでは、ベゼル自体にはメモリが振られていません。その代わり文字盤の外側についているインナーベゼルにメモリが振られています。

つまり潜水時間を確認するのに必要なメモリはガラスの中に入っているため、汚れや傷から守ることができます。

またセーフダイブ・システムが搭載されているため、インナーベゼルは反時計回りにしか回転しないように工夫がされています。

そのためベゼルを誤って動かしてしまっても酸素ボンベの限界時間を経過することなく、安全にダイビングができるようになっています。

ダイビングをする際、岩礁にぶつけてベゼルがかすれたり動いたりする危険性がありますが、そういったリスクを回避することができます。

またデザイン的にもよりスタイリッシュな印象が強いため、スーツスタイルや日常使いがしやすいという魅力があります。

IWCでオススメなダイバーズウォッチ5選

IWCのダイバーズウォッチアクアタイマーのオススメ時計を5つ紹介します。

アクアタイマーオートマティック IW329001

ケースサイズ42mmとアクアタイマーシリーズの中で、もっとも小さいサイズのモデルです。

ダイバーズウォッチらしからぬシンプルでスタイリッシュなデザインのため、オンオフ問わずに着用できます。

アウターベゼルの傾斜のついたシルエットは、1982年に発売されたポルシェデザインとのコラボモデル「オーシャン2000」から着想を得たものです。

パワーリザーブ約42時間と実用性に優れたムーブメントを搭載しているのも嬉しいポイントです。

他にも蓄光塗料が施されているため視認性の高い文字盤や30気圧防水性能などプロダイバー仕様の高度な機能を搭載しています。

ダイビングやアクアスポーツが趣味の方はもちろん、普段使いしたい方やスーツに合わせられるダイバーズウォッチを探している方にオススメです。

アクアタイマークロノグラフ IW376803

アクアタイマーにクロノグラフ機能を搭載した、2014年頃に登場したモデルです。1967年に発表された初代アクアタイマーの意匠を引き継ぎながらも、モダンなテイストを取り入れたデザインが特徴です。

ブラックの文字盤にシルバーの針と、視認性とデザイン性を兼ね備えており、3つのサブダイヤルもすっきりと馴染んでいます。

クロノグラフ機能にも優れており、単独の時刻と最長約12時間までの累計時間を計測できます。

パワーリザーブは約44時間、防水性能は30気圧、セーフダイブ・システムと、実用性に優れた機能を搭載しています。

また、ブレスレットを瞬時に変えられるブレスレットクイック交換システムを備えているため、服装に合わせてストラップを変える楽しさも味わえます。

機能に富んだダイバーズウォッチを求める方や、シックな色合いのためビジネスシーンで利用したい方にピッタリのモデルです。

アクアタイマーオートマティック2000  IW356806

アクアタイマーシリーズの中でもっと高い防水性である2000m防水を実現しています。

2009年にフルモデルチェンジをしており、ケースサイズ42mmから44mm、インナーベゼルから一般的なアウター式へと変更されました。

インデックスと針には、2色使いの夜光塗料が塗られており夜間の視認性も抜群です。ホワイトの文字盤とブラックのベゼルが映えるデザインとなっています。

本格ダイバーズウォッチを求める方や、カジュアルファッションに合うダイバーズウォッチを探している方にオススメです。

アクアタイマークロノグラフシャーク IW379506

2017年に世界500本限定で発売されたアクアタイマーです。米国の有名写真家マイケル・ミュラー氏と芸術書の大手出版社タッシェンがタッグを組み誕生したシリーズです。

サメの肌から着想を得たというグレーの文字盤に、シュモクザメが遊泳する姿をエングレービングした裏蓋など、着想とデザインが特別仕様になっています。

サメをモチーフにしながらも、スタイリッシュにまとまっているのはIWCならではと言えるでしょう。

ダイビングやアクアスポーツをはじめ、スーツスタイルにも合わせやすい時計です。限定時計がほしい方やサメ好きの方にもオススメです。

アクアタイマークロノグラフガラパゴスアイランド IW379502

IWCは2009年から、ガラパゴス諸島の生態系の維持に取り組むチャールズ・ダーウィン財団とパートナーシップを結んでおり、アクアタイマーの一部のモデルの売上額をその団体に寄付しています。

この型番の時計は、チャールズ・ダーウィン財団とIWCのパートナーシップを記念して製作したものです。

ガラパゴス諸島を思わせる溶岩のようなブラックのケースや、島を覆う霧をモチーフにした白を配したインパクトのあるデザインが特徴です。

裏蓋にはガラパゴス諸島を象徴するイグアナが刻印されています。

特徴的なブラックのケースは、ラバーコーティングをした特別仕様で、触り心地が良く快適に着用できるのもポイントです。

パワーリザーブは約68時間、フライバック機構を備えた自社製ムーブメントCal.89365を搭載しており、実用性にも優れています。

人とは違うダイバーズウォッチがほしいという方にオススメです。

IWCのダイバーズウォッチを購入する前に知っておきたいこと

IWCのダイバーズウォッチであるアクアタイマーで、よくある勘違いとして「ダイバーズウォッチだから何をしても防水性が保証される」ということです。

ダイバーズウォッチで保証されている防水性能はあくまでも、最適な状態で使用された場合に限ります。「ダイバーズウォッチなのに浸水してしまった!」という方に使用状況を聞くと、次のような状態で使用していたことが多いです。

『リューズやプッシュボタンをしっかりと締めずに潜水した』『オーバーホールを10年近くしていない』『ダイバーズウォッチをつけたまま温泉・お風呂に浸かった』『ダイビングをした後、水で洗うなどせず放置した』などなど。

ダイバーズウォッチは防水性に優れていますが、リューズやプッシュボタンはムーブメントと直接繋がっているため、必ず潜水前にしっかりと締める必要があります。

とくにクロノグラフを搭載した時計は、プッシュボタンの締め忘れが多いため気をつける必要があります。

ダイバーズウォッチをはじめ、高級時計は定期的なメンテナンスであるオーバーホールが不可欠です。

オーバーホールではリューズや裏蓋にあるパッキンを交換します。

パッキンはゴム製のため、定期的に交換しなければ経年劣化により防水性が弱まってしまいます。

オーバーホールをしなければ防水性だけでなく、時計にさまざまな不具合が発生してしまうため、定期的なオーバーホールを行うようにしましょう。

また、ダイバーズウォッチを着けて温泉やお風呂に浸かるのは絶対にNGです。温泉にはさまざまな成分が含まれているため、時計のケースに腐食や劣化を引き起こすことがあります。

さらに防水性を司るパッキンは急激な温度変化に弱いため、腐食や劣化が早まってしまいます。

ダイバーズウォッチは、使用した後のお手入れも必要です。とくに海水は塩分を含んでいる上、小さなゴミや砂などの汚れが時計に付着しています。

そのためダイバーズウォッチを海で使用した後は、必ず真水で洗うようにしましょう。このとき蛇口から出る水に直接当てると、水圧が強く水没してしまう危険性もあるため、真水を貯めてそこに浸けるようにしましょう。

まとめ

今回はIWCのダイバーズウォッチであるアクアタイマーの特徴やその他のオススメモデル、型番などを紹介しました。

腕時計に関する知識は、まだまだ知っておきたいことがたくさんあります。

ぜひ、その他の関連記事も読んで参考にされてみてください。